ら行
都内のミニシアターの中で、まだ行けていなかった下高井戸シネマ 三軒茶屋から路面電車(世田谷線)に揺られて、終点の下高井戸まで 駅から徒歩2,3分で、普通のマンションっぽい建物の2階にあった 以前観た「ハンナ・アーレント」や、最近読んだ「アイヒマン…
「グランド・セントラル」(何故、日本未公開なのだろう?)以来大好きな俳優、ドゥニ・メノーシェが主演ということで、Bunkamura渋谷宮下にて鑑賞 スローライフを求め、フランスからスペインのガリシア地方に移住してきたアントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ…
ずっと行きたいと思っていたシネマネコ 青梅という遠さもあって、なかなかスケジュールが合わず、やっと念願が叶った しかも観たのはネコ映画 駅から10分程歩くと、突然お洒落な劇場が見えてくる 青梅という街は、昔は織物業が盛んで、蚕の天敵である鼠を退…
2013年のドイツ・スイス・ポルトガル映画 5年前に離婚して、今は孤独ながらも平穏な日々を過ごしているライムント(ジェレミー・アイアンズ)は、ベルンの高校で古典文献学を教えている ある朝、激しい雨の降る中、学校に向かっていると、橋から身を投げよう…
第1回丸の内映画祭で上映された、ヴィム・ヴェンダース監督の貴重な作品 この機会を逃すと、劇場で観ることは叶わないだろうという確信のもと、丸ビルホールへ 長旅からフランクフルトの自宅に戻ってきた録音技師のヴィンター(リュディガー・フォーグラー)…
引用元:filmarks.com 2018年にニューシネマワークショップの実習作品として制作されたショートムービー 高校生の時のお昼ごはん 思い返してみると、毎朝母親から昼食代として500円貰っていた 学食で最も安い一品(うどん等)、或いは菓子パンで済ませ、その…
引用元:randen-movie.com 京都の京福電車(嵐山本線)、通称嵐電(らんでん) 昔、この線路からすぐ近く(歩いて1-2分)のところに住んでいたこともあって、よく乗ったし、毎日何かしら目にしていた路面電車 当時の最寄り駅は、嵐山駅の隣の隣にある「鹿王…
20分程の休憩の後、二本目の「ロング・グッドバイ」の上映が始まる 館内での飲食は可能(アルコールはNG)ではあるけれど、気分的にリフレッシュしたいのもあって、外に出る とはいえ、外食を済ませるには20分という時間は短い 結局、近くのコンビニでお茶だ…
引用元:amazon.co.jp 2017年のアメリカ映画 バート・レイノルズ 大学時代にはアメフト選手として活躍するも、怪我により演劇に転向し1972年に映画「脱出」でブレイク その後、数々のアクション映画の主演を務め、1978年から4年連続で最も興行収入に貢献した…
20数年前、「叶えたい夢がある」と反対する親を振り切って、青森から東京に出て来た陽子(菊地凛子) もうとっくに夢は諦めて、フリーターとして何となく毎日を過ごしていたけれど、ノコノコ帰るわけにもいかず、以来父親とは会っていない ある朝、自宅アパ…
引用元:amazon.co.jp 2017年のアメリカ映画 夫婦 + 息子と娘四人で、アメリカに暮らしている中東出身の家族、サハル家 実際には、もうひとりこの家に暮らしている少女がいる レイラ(フィデリア・グレース)は、貧しい母国(国名は明らかにされていない)に…
引用元:amazon.co.jp 1999年のベルギー・フランス映画 ダルデンヌ兄弟の作品という説明が不要なくらい、やるせない映画 重度のアル中で生活もままならない母親と、ふたりでトレーラーハウスに住むロゼッタ(エミリー・ドゥケンヌ) 彼女は「まっとうな生活…
引用元:amazon.co.jp 1982年、フランス・西ドイツ合作 ヴィム・ヴェンダース監督が、同年行われたカンヌ映画祭に集まった映画人に、ホテルの一室で同じ質問に答えてもらったドキュメンタリー ゴダール、スピルバーグ、ミケランジェロ・アントニオーニなど、…
引用元:amazon.co.jp 2013年の韓国映画 キム・ギドクが脚本を担当している 仲睦まじく暮らしている四人家族 妻のスンヘと夫のジェホン、娘のミンジに祖父のミョンシク その隣には浪費家の妻に稼ぎの少ない夫、そして互いに敬う気持ちがカケラも無いことから…
引用元:transformer.co.jp 2016年のアメリカ 製油所の煙突が建ち並ぶ、テキサス州のくたびれた町が舞台 オバマが2期務めた後の大統領選挙では、トランプとヒラリーの一騎打ちとなり、今の時点ではヒラリー優勢と言われていた頃 かつてポルノ映画の人気男優…
引用元:filmarks.com 興味のある場所が舞台の作品が続いたので、リセット(?)も兼ねて、2009年の日本映画 白石和彌監督の長編デビュー作 本作から3年後に「凶悪」、6年後に「日本で一番悪い奴ら」、そして7年後に「彼女がその名前を知らない鳥たち」など…
引用元:amazon.co.jp 1999年のアメリカ映画 カテゴライズするならサスペンス・スリラー映画になるけれど、この手の作品にしては珍しく(失礼!)緊張感を失わずにラストシーンまで観ることができる傑出したクウォリティ ワシントンDC郊外で大学教授として働…
引用元:amazon.co.jp 2017年のイギリス・アメリカ映画 原題は「Film Stars Don't Die in Liverpool」 リバプールに住むピーターの元に、かつての恋人がホテルで倒れたとの一報が入る その「かつての恋人」とは往年の大女優グロリア・グレアムで、約40年前に…
引用元:uplink.co.jp コロナ禍になってから飛躍的に鑑賞映画の本数が増えた ひとつひとつの作品を楽しめてはいるけれど、正直なところ観終わってから反芻するまでの作品となると、その数は限られてしまう 本数が少なければ、自然に余韻に浸るけれど、ハイペ…
引用元:amazon.co.jp 2004年のアメリカ映画 監督は「愛と青春の旅立ち」のテイラー・ハックフォード 劇場公開時に観て以来、久し振りに鑑賞 公開当時は、ストーリー云々よりも 「好きなソウルシンガーの生涯に触れたい」 という理由で観に行ったけれど、今…
引用元:amazon.co.jp 2014年のアメリカ映画 先日ご紹介した英BBCが選ぶ21世紀の映画ベスト100で堂々の第5位に輝いた作品 評判が良すぎるのと子供が主演の作品という理由で、ずっと観るのを後回しにしてきた作品 原題は「Boyhood」 6才の少年メイソン・ジュ…
引用元:amazon.co.jp 2016年のアメリカ映画 モンタナ州に住む女性たちの生活を描いた作品と知って、モンタナ州の風景とそこに暮らす人たちの映像が観たくて選んでみた 何しろ行ったことも通過したこともないし、州に関して知っていることがイエローストーン…
引用元:amazon.co.jp 2011年のアメリカ映画 60年代のプエルトリコが舞台 ということでストーリー抜きにしてもその雰囲気を楽しみたくて劇場で観た作品 NYでの生活に疲れた新聞記者のケンプ(ジョニー・デップ)は、プエルトリコにやってくる 何とかアメリカ…
引用元:natalie.mu 国立新美術館に開催中の「ルートヴィヒ美術館展」に行ってきた ドイツのケルンにある美術館の名前で、ルートヴィヒ夫妻はコレクターの中のひとり(ひと組)なのだけれど、これも何かの縁かと、第四代バイエルン国王・ルートヴィヒ2世の生…
引用元:amazon.co.jp 珍しいことに、まったく共感できない映画を最近観てしまい、 「残り時間少なそうだけど、ここから納得のラスト・シーンがあるのかな?」 と思っていたらエンドロールが流れ、「え~」と声をあげそうになってしまった あまりの虚無感に…
ポール・トーマス・アンダーソン(PTA)監督といえば「ゼア・ウィル・ビー・ブラッド」の印象が強く、「新作は青春恋愛映画」と聞いて驚いてしまった そして今回は気になる要素が多すぎて、いつも以上の期待値で劇場へ その要素とは、主演がフィリップ・シー…
引用元:amazon.co.jp 2016年の作品 ローズは自らが出産した赤ん坊を殺した容疑をかけられていたが、それを否認し続け精神病院に40年以上入院していた その精神病院が取り壊されることになり、主治医のグリーンは果たしてローズを転院させるべきか迷っていた…
引用元:Yahoo!映画 2012年のアメリカ映画 19歳で華々しくデビューし、天才小説家と呼ばれるカルヴィン(ポール・ダノ)は、精神的に参ってしまい、その後は何も書けない状況が続いていた 精神科医のローゼンタール医師(エリオット・グールド)と対話する中…
引用元:sonypictures.jp 2016年のアメリカ映画 テキサスで医師として働いているナンシー(ブレイク・ライブリー)は、休暇でメキシコにやってくる 亡くなった母が教えてくれた秘密のビーチがあり、そこでサーフィンをすることをずっと楽しみにしていた 一緒…
引用元:Yahoo!映画 2017年のロシア映画 一流企業に勤めているボリスと高級美容サロンを営むイニヤの夫婦にはどちらにも新しい相手(パートナー)がいて、只今離婚協議中 ふたりの間には12歳になるひとり息子のアレクセイがいるが、互いに引き取りたくはない…