無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1206. さいはてにて - やさしい香りと待ちながら -

引用元:toei-video.co.jp

能登の海沿いにある、今はもう営業していない民宿に住んでいる絵里子(佐々木希

 

女手ひとつで、ふたりの子供を育てている

 

とはいえ手に職も、学歴も無く、まだ幼い(小学生)子供たちを家に残し、カップラーメンふたつをテーブルに置いて、金沢のキャバクラに勤める日々

 

そんな三人の親子が暮らす家の向かいにある、朽ち果てた船小屋に、岬という女性(永作博美)がやって来る

 

岬は、その船小屋をリフォームして「ヨダカ珈琲店」を開業する

 

日中、時間を持て余している子供たちを見た岬は、何とかふたりの力になろうとするも、絵里子はそれを迷惑に感じ「ウチの子にかかわらないで」と冷たく言い放つ

 

 

 

 

本作の舞台は、奥能登にある珠洲市(すずし)

 

どんな土地だろう、とストリートビューに見てみると、

 

 

何と、映画のセットそのままの「ヨダカ珈琲店」が


能登には、一度観光で輪島に行ったことがあるだけなので、いつか珠洲市にも行ってみたい

 

 

監督は「牯嶺街少年殺人事件」に出演、その後はエドワード・ヤン監督らに師事したチアン・ショウチョン

 

言われなければ、日本人の監督作品だと思ってしまうくらいに、違和感が無かった

 

 

明日は、「短気は損気」なんて呑気な表現では済まない作品をご紹介

 

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