20分程の休憩の後、二本目の「ロング・グッドバイ」の上映が始まる
館内での飲食は可能(アルコールはNG)ではあるけれど、気分的にリフレッシュしたいのもあって、外に出る
とはいえ、外食を済ませるには20分という時間は短い
結局、近くのコンビニでお茶だけ買って、再び劇場に
カリフォルニアのマリブにある、ちょっと変わった人たちが集まっているアパートに住む、私立探偵のマーロウ(エリオット・グールド)は、好きなブランドのキャットフードしか食べない生意気な猫と一緒に暮らしている
夜中の三時に、そのキャットフードを切らしていることに気づいたマーロウは、深夜営業の店まで歩いて買いに行く
同じアパートに住む、半裸でヨガをしている女性から頼まれた食品も買って、部屋に戻ると、しばらくして友人のテリー(ジム・バウトン)が訪ねて来る
妻と喧嘩したというテリーから、「今すぐティファナに連れて行ってくれ」と執拗に頼まれたマーロウは、仕方なく国境の手前まで、友人を送り届ける
自宅に戻って来たマーロウを待っていたのは、二人組の刑事だった
彼ら曰く、「テリーの妻が昨夜殺された」、そして容疑者である夫テリーと昨夜行動を共にしていたという理由で、マーロウは留置場に入れられてしまう
主演のエリオット・グールドは、(煙草に火をつけるシーンの多さに呆れはするけれど)レイモンド・チャンドラーの世界を感じさせる演技だったし、役の重要さの割に出演時間の短いジム・バウトン(本業は野球選手、しかもヤンキースの投手として、ワールドシリーズで先発している)も、本業ではないハンデを感じさせない存在感
明日は、初めてのスロヴェニア映画をご紹介