無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

は行

343. ベイビー・ブローカー

アメリカで中絶を巡る議論が再熱している カトリックの保守派は中絶や避妊さえも反対していることがあり、この問題には宗教がベースにあることから、根深い問題になっているのだろう よく例に挙げられるように「例えばレイプされた場合でも」など特殊なケー…

336. FLEE

新宿バルト9にて鑑賞 この劇場も、アニメ作品を劇場で観るのも、前回の作品を思い出せないくらいに久しぶり ついでに言えばデンマーク映画も久しぶり 「真夜中のゆりかご」や「ギルティ」など、強烈な作品という印象(本作と同様に他の国との合作では「ダン…

335. ファーザーズ・デイ

引用元:Yahoo!映画 今週末(6月19日)は父の日 調べてみると、日本を始めアメリカ、イギリス、中国など多くの国で6月の第3日曜日が「父の日」とされているけれど、ほぼ毎月(4月以外すべての月)どこかの国で父の日がある ちなみに「母の日」も、1、6、7、9…

324. パイナップル・ツアーズ

久しぶりに渋谷のイメージ・フォーラムにて 「前回は何の映画を観に来たんだっけか?」 と考えながら渋谷から宮益坂をせっせと上りながら「JACO」或いは「ムーンライト」、「スプリング、ハズ、カム」のどれか?と考えながらついには思い出せなかった 今月15…

323. 八日目の蝉

引用元:Yahoo!映画 2011年の作品 21年前に起こった誘拐事件 野々宮希和子(永作博美)は不倫相手の子供を身籠るも母親になることは叶わず、相手の妻が出産したことを知る 希和子は相手家に忍び込み、生後4か月の女の子を一目見て帰るつもりが、笑顔を見た瞬…

320. 春との旅

引用元:Yahoo!映画 2010年の作品 北海道の増毛町に住む元漁師の老人、忠男(仲代達矢)は、妻にも先立たれ、孫娘の春(徳永えり)と二人で暮らしていた 物語は、忠男が家を飛び出し、春がそれを追いかけるところから始まる 給食を作る仕事をしていた春は、…

311. 復讐するは我にあり

引用元:Yahoo!映画 前回に続いて1979年の公開 本作の設定年度は昭和38年(1963年)ではあるけれど、当時どんな作品が公開されていたかという意味では「さらば青春の光」と本作が同じ公開年度というのも面白い ちなみにこの年にヒットした曲は、日本で「いと…

304. 8 1/2

引用元:allcinema.net 名作が必ずしも心に刺さるとは限らない 好みとカケ離れた作品なら諦めもつくけれど、そうとは思えないケースはやっかいで、数年後に再びチャレンジする羽目に そして九分九厘は前回と同じ様に撃沈してしまう 映画ではないけれど、ビー…

301. フレンチアルプスで起きたこと

引用元:Yahoo!映画 2014年のスウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー合作のコメディ 原題は「Tourist」 これは(ストーリーの記憶が風化するのを防いでくれる)よくデキた邦題 コメディ映画と呼ぶべきか?迷うくらいに終始重苦しい空気で、特に男性…

292. ペパーミント・キャンディー

引用元:Yahoo!映画 2000年の韓国映画 監督イ・チャンドン、主演ソル・ギョング、ムン・ソリ この三人の組み合わせは2002年の「オアシス」で再現されている それほど本作で手応えを感じたのだろう 7つのストーリーで、1999年から1979年へと遡っていく形式で…

291. フロント・ページ

引用元:amazon.co.jp 1974年のアメリカ映画 舞台は1920年代のシカゴ 前々回「あまり知られていない街」としてノースダコタ州のファーゴに触れた もし「ファーゴ」が公開されていなかったら、今でも知らない街だっただろう しかし偶然とはいえ、本作に登場す…

289. ファーゴ

引用元:filmarks.com 1996年のアメリカ映画 公開から27年経つけれど、ある意味理想的な観られ方をしている作品ではないだろうか 多くの映画ファンに観られていて、「名作」というよりも「映画好きな友だちに推薦したい作品」という印象 コーエン兄弟の作品…

288. ベルファスト

ポスターに書かれた「本年度アカデミー賞 最有力!」というコピーが少し残念ではあるけれど(脚本賞を受賞!)、個人的には舞台がベルファストであること、そしてヴァン・モリソンの曲がいくつも使われていることだけでも贔屓してしまう 「オリエント急行殺…

282. ひまわり

引用元:Yahoo!映画 1970年、イタリア・フランス・ソビエト合作映画 50周年となる 2020年5月からHDレストア版が上映された 新型コロナウィルスの感染がピークに達した時期で、劇場によっては多少延期されたりもしていたから「落ち着いたら観に行こう」と思っ…

281. ハッピー・アワー

引用元:filmarks.com 映画「ドライブ・マイ・カー」が話題になったお陰で、渋谷Bunkamuraにて浜口竜介監督の過去の作品が上映されている 折角の機会なので意を決して本作を鑑賞してきた 「意を決して」とは大袈裟な気もするけれど、何せ317分である 5時間と…

277. ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習

引用元:Yahoo!映画 2006年の(もちろん)アメリカ映画 ボラット(サシャ・バロン・コーエン、イギリスのコメディアン、俳優)は、カザフスタンでTVレポーターとして活躍している 情報省から、アメリカで取材をし、その一部始終をドキュメンタリー番組にする…

276. パリ、テキサス

引用元:amazon.co.jp ヴィム・ヴェンダース監督の西ドイツ・フランス合作映画 ロサンゼルスで妻と、兄の残した男の子の三人で暮らしているウォルト(ディーン・ストックウェル) 4年前に姿を消した兄のトラヴィス(ハリー・ディーン・スタントン)が「テキ…

268. バーバー

引用元:filmarks.com 前々前回に続いて、大好きなフランシス・マクドーマンドでもうひとつ 2001年のアメリカ映画 原題は「The Man Who Wasn't There」 コーエン兄弟による作品 カリフォルニアの田舎町に住むエド(ビリー・ボブ・ソーントン)は、義理の兄弟…

266. ブータン 山の教室

引用元:iwanami-hall.com 2019年のブータン映画 ブータンの教職課程にも身が入らずドロップアウトしかけているウゲンは、歌手になる夢を追うために、年老いた祖母をブータンに残して彼女と一緒にオーストラリアに移住しようと考えていた ところが学長から「…

261. フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イビニング・サン別冊

2021年のアメリカ映画 ウェス・アンダーソン監督作品 1925年に創刊された「ザ・フレンチ・ディスパッチ」という雑誌の編集部が舞台 フランスにあるアンニュイ=シュール=ブラゼという(これまた)架空の町にその編集部はあるも、その記事は世界中のジャーナ…

258. ハウス・オブ・グッチ

2021年のアメリカ映画 ファッションブランドを扱った映画作品にはあまり興味が無かったけれど、ここまでエンターテイメントに徹した話(といってもその大筋は実際にグッチ家で起こったこと!)で、アダム・ドライバーが主演となれば是非、と劇場まで行ってき…

253. 花椒の味

これまでカテゴリー分けせずに記事を書いてきたけれど、それなりの数になってきたので「あ、か、さ、た、な」でカテゴリー分けしてみた 国別で分類することも考えたけれど、出資会社の所在地になっていたりするせいで(最初に書いた「おとなのけんか」はブル…

248. ぶあいそうな手紙

引用元:映画.com 2019年ブラジル映画 新型コロナウィルスの影響で、2020年は劇場に行くのもかなり控えていたけれど、9月に入って状況が落ち着いてきたこともあって本作で解禁(その後また行くのを控えたり、再開したり) 約半年振りの劇場での鑑賞は、両横…

246. パプリカ

引用元:Yahoo!映画 2006年公開のアニメーション映画 今敏監督、原作は筒井康隆 或る日、夢を共有する装置「DCミニ」が何者かによって盗まれる そしてそれが悪用され、他人の夢に強制介入し悪夢を見せて精神を崩壊させる事件が起こってしまい、DCミニを操作…

241. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか

引用元:amazon.co.jp 1964年公開のアメリカ・イギリス映画 冷戦の真っただ中に、米ソ両国を風刺したモノクロ作品 誰一人としてまともな人は登場しない そのウチの一人がアメリカ空軍の司令官、ソ連の核基地を爆撃するよう命令してしまう ソ連側も負けずの狂…

238. ハンガー

引用元:amazon.co.jp 2008年のイギリス映画 「それでも夜は明ける」、「SHAME - シェイム - 」のスティーブ・マックイーン監督、初の長編監督作品 どれも負けず劣らず強烈な作品ではあるけれど、個人的にはベルファストを訪れたこともあって、本作への思い…

237. ほえる犬は噛まない

引用元:amazon.co.jp ソウルにある大きな団地で起こる、子犬の連続失踪をコミカルに描いた、ポン・ジュノ監督の長編デビュー作品(2000年) 出世コースから外れ気味で、イライラが募る大学の非常勤講師として働くユンジュ(イ・ソンジェ)は、出産間近の妻…

235. 犯罪「幸福」

引用元:amazon.co.jp 2012年のドイツ映画 マケドニアで羊飼いの娘として幸せな生活を送っていたのに、内戦で両親が殺害され、自らも兵士に乱暴されてしまったイリーナ(アルバ・ロルヴァケル)は不法移民としてベルリンに流れ着き、身体を売って生計を立て…

234. 仄暗い水の底から

引用元:amazon.co.jp 珍しくホラー映画を 2002年の公開 松原淑美(黒木瞳)は、幼い娘、郁子の親権を、別れた夫(小日向文世)と争っていた これまで子供に対してさして関心を示してこなかった元夫が、親権を求めてきたことや、自分が過去に精神を患ったこ…

232. ブルー・リベンジ

引用元:Yahoo!映画 2013年のアメリカ映画 ホームレスのドワイト(メイコン・ブレア)は、ボロボロの青のポンティアック(2010年に廃止されたGMの中位ブランド)に身の回りのものを押し込み、ビーチのほとりで寝泊まりしていた いつもの様に車内で眠っている…