無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

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426. 舟を編む

引用元:shochiku.co.jp 原作となった三浦しおんの小説が本屋大賞を受賞、アニメ化もされた作品 映画の方は2013年の公開 約10年も「いつか観よう」と思っていたことになる 時は1995年 とある出版会社で、38年間ずっと辞書の編集をしてきた荒木(小林薫)が定…

425. 暴力をめぐる対話

ユーロスペースにて鑑賞 観客は数名(5-6人)だった 2018年からフランス全土で起こった「黄色いベスト運動」のドキュメンタリー 参加した人々の暮らしぶりや、家族を描いているのかと想像していたけれど、100%警察とデモ参加者間の「暴力の是非」についての…

423. ハリーの災難

引用元:wikipedia.org 前回デ・パルマ監督のヒッチコック愛について書いた流れで 1955年のアメリカ映画 ヒッチコック作品の中でも独特の位置づけ、決して大作ではないけれど気の利いた小品という感じの本作 紅葉の季節を迎えたニューイングランド地方の小さ…

419. バンド

引用元:pff.jp 先日、会場に行ってみた「ぴあフィルムフェスティバル」 PPFアワード入選作品は、会場での鑑賞を諦めてオンラインにて 520本もの応募作品の中から選ばれた16の入選作品 その中から、河村陸監督による本作を鑑賞 「そろそろ就活も始めないと」…

416. ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男

引用元:amazon.co.jp 2017年のスウェーデン・デンマーク・フィンランド合作 時は1980年 20歳で初めてウィンブルドンを制して以来、4連覇している冷静沈着なボルグ(スウェーデン) その対抗馬として現れた気性の荒い天才肌のマッケンロー(アメリカ) サブ…

412. 彼岸花

引用元:shochiku.co.jp 今の職場では、週3回の在宅勤務が認められている 言うまでもなくメリットは甚大で、挙げればキリがないけれど、そのひとつに「出勤日でも定時に帰りやすくなった」ことがある その日の仕事に目途がつけば、夕方に帰宅して「残りの仕…

402. 標的 羊たちの哀しみ

引用元:amazon.co.jp 1996年、若松孝二監督作品 大塚(佐野史郎)は大学時代サッカーの花形選手として鳴らしたが、就職してからは毎朝同じ時間に出勤して定時まで勤務し、時々残業して帰宅するサラリーマンとして過ごしていた そしてその生活が定年まで続く…

401. パッション

引用元:filmarks.com 2012年のドイツ・フランス合作 メル・ギブソン監督の同名タイトルもあるけれど、本作はブライアン・デ・パルマ監督 こちらの方が後発だし、「パッション」でなければいけない内容でもないし、どうして他のタイトルにしなかったのだろう…

398. 僕とカミンスキーの旅

引用元:filmarks.com アーティゾン美術館で開催中の「ふたつの旅 青木繁 坂本繁二郎」展を観てきた ふたりは共に1882年に福岡県久留米市に生まれ、同じ高等小学校で学び、同じ洋画塾で画家を志した アーティゾン美術館の創設者・石橋正二郎も久留米市出身で…

389. プラスティック・シティ

引用元:amazon.co.jp 二年に一度くらいの割合で、仁侠映画を観る 観る、というか観ることにしている 普段は観ないジャンルは他にも存在する(ホラーとか)けれど「好みではない」と、特に観なくても気にならないのに、仁侠映画には僅かな期待を残しているの…

386. ペーパーボーイ

引用元:amazon.co.jp 2012年のアメリカ映画 舞台は1969年のフロリダ 実家で新聞配達の手伝いをするだけの退屈な日々を送っていたジャック(ザック・エフロン) 母はジャックがまだ幼い頃に出て行き、記者として活躍する兄も家を離れているため、家には父親…

379. ハルカの陶

引用元:filmarks.com 生誕150年 板谷波山 - 時空を超えた新たなる陶芸の世界 に行ってきた 陶芸の知識があるわけでもないけれど、写真で見た作品に惹かれて「実物を見たい」となって 生誕150年ということで、自分が生まれた時にはもう亡くなっていた陶芸家…

373. プアン / 友だちと呼ばせて

久しぶりのタイ映画、そして製作総指揮ウォン・カー・ウァイというクレジットに惹かれてシネクイントにて鑑賞 ニューヨークでバーを営んでいるボス 店は繁盛しているものの、経営ノウハウもなく、気に入った女性客にカクテルをご馳走したりで、赤字続き 実際…

357. Blue Island 憂鬱之島

2019-2020年の民主化デモから気になっていた香港の動向 本作は中国で起こった文化大革命、天安門事件、香港で起こった六七暴動を体験した三人の香港人を軸に、雨傘運動以前の香港の若者たちを描いた作品 ということでユーロスペースにて鑑賞 香港映画といえ…

350. ファンタスティック・プラネット

引用元:Yahoo!映画 1973年、フランス・チェコスロバキア合作のアニメ映画 イガムという名の惑星では、人間(オム族)は小さな生物としてドラーグ族という青いからだをした巨大な宇宙人の様な民族に支配されていた そのドラーグ族の少年の悪ふざけで母親を殺…

349. パラダイス・ナウ

引用元:famous.co.jp 2005年、パレスチナ・ドイツ・オランダ・フランス合作 幼馴染のサイードとハーレドは、イスラエルに占領された街ナブレスに暮らしている そこに、独立運動の英雄の娘スーハがモロッコからナブレスにやってくる サイードとスーハはお互…

347. PLAN 75

どういった話なのかはタイトルから想像がつくし、こういう「将来の不安を煽る」タイプのエンタメ作品はあまり好きではないので、観るつもりはなかった ところが、いくつかのレビューを途中まで読んでみると 「もしかしたら観るべきなのでは?」と思えてきた …

346. ブリッジ・オブ・スパイ

引用元:Yahoo!映画 2015年のアメリカ映画 スピルバーグが監督、コーエン兄弟(とマット・チャーマン)が脚本、主演にトム・ハンクスという鉄壁の布陣 1957年のブルックリン 画家を装ってソ連の諜報活動を行っていたアベル(マーク・ライランス)は、FBIから…

343. ベイビー・ブローカー

アメリカで中絶を巡る議論が再熱している カトリックの保守派は中絶や避妊さえも反対していることがあり、この問題には宗教がベースにあることから、根深い問題になっているのだろう よく例に挙げられるように「例えばレイプされた場合でも」など特殊なケー…

336. FLEE

新宿バルト9にて鑑賞 この劇場も、アニメ作品を劇場で観るのも、前回の作品を思い出せないくらいに久しぶり ついでに言えばデンマーク映画も久しぶり 「真夜中のゆりかご」や「ギルティ」など、強烈な作品という印象(本作と同様に他の国との合作では「ダン…

335. ファーザーズ・デイ

引用元:Yahoo!映画 今週末(6月19日)は父の日 調べてみると、日本を始めアメリカ、イギリス、中国など多くの国で6月の第3日曜日が「父の日」とされているけれど、ほぼ毎月(4月以外すべての月)どこかの国で父の日がある ちなみに「母の日」も、1、6、7、9…

324. パイナップル・ツアーズ

久しぶりに渋谷のイメージ・フォーラムにて 「前回は何の映画を観に来たんだっけか?」 と考えながら渋谷から宮益坂をせっせと上りながら「JACO」或いは「ムーンライト」、「スプリング、ハズ、カム」のどれか?と考えながらついには思い出せなかった 今月15…

323. 八日目の蝉

引用元:Yahoo!映画 2011年の作品 21年前に起こった誘拐事件 野々宮希和子(永作博美)は不倫相手の子供を身籠るも母親になることは叶わず、相手の妻が出産したことを知る 希和子は相手家に忍び込み、生後4か月の女の子を一目見て帰るつもりが、笑顔を見た瞬…

320. 春との旅

引用元:Yahoo!映画 2010年の作品 北海道の増毛町に住む元漁師の老人、忠男(仲代達矢)は、妻にも先立たれ、孫娘の春(徳永えり)と二人で暮らしていた 物語は、忠男が家を飛び出し、春がそれを追いかけるところから始まる 給食を作る仕事をしていた春は、…

311. 復讐するは我にあり

引用元:Yahoo!映画 前回に続いて1979年の公開 本作の設定年度は昭和38年(1963年)ではあるけれど、当時どんな作品が公開されていたかという意味では「さらば青春の光」と本作が同じ公開年度というのも面白い ちなみにこの年にヒットした曲は、日本で「いと…

304. 8 1/2

引用元:allcinema.net 名作が必ずしも心に刺さるとは限らない 好みとカケ離れた作品なら諦めもつくけれど、そうとは思えないケースはやっかいで、数年後に再びチャレンジする羽目に そして九分九厘は前回と同じ様に撃沈してしまう 映画ではないけれど、ビー…

301. フレンチアルプスで起きたこと

引用元:Yahoo!映画 2014年のスウェーデン・デンマーク・フランス・ノルウェー合作のコメディ 原題は「Tourist」 これは(ストーリーの記憶が風化するのを防いでくれる)よくデキた邦題 コメディ映画と呼ぶべきか?迷うくらいに終始重苦しい空気で、特に男性…

292. ペパーミント・キャンディー

引用元:Yahoo!映画 2000年の韓国映画 監督イ・チャンドン、主演ソル・ギョング、ムン・ソリ この三人の組み合わせは2002年の「オアシス」で再現されている それほど本作で手応えを感じたのだろう 7つのストーリーで、1999年から1979年へと遡っていく形式で…

291. フロント・ページ

引用元:amazon.co.jp 1974年のアメリカ映画 舞台は1920年代のシカゴ 前々回「あまり知られていない街」としてノースダコタ州のファーゴに触れた もし「ファーゴ」が公開されていなかったら、今でも知らない街だっただろう しかし偶然とはいえ、本作に登場す…

289. ファーゴ

引用元:filmarks.com 1996年のアメリカ映画 公開から27年経つけれど、ある意味理想的な観られ方をしている作品ではないだろうか 多くの映画ファンに観られていて、「名作」というよりも「映画好きな友だちに推薦したい作品」という印象 コーエン兄弟の作品…