無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1051. 波紋

引用元:映画.com

 

都内の素敵な一戸建てに暮らしている須藤依子(筒井真理子

 

数年前からとある新興宗教を信仰し、それまでいろんな種類の花を咲かせていた広い庭は枯山水になり、部屋には幹部から勧められた「緑命水」なる水のペットボトルが大量にストックされている

 

自宅で看病してきた義父も亡くなり、九州の大学を出てそのまま就職した息子とも疎遠になり、依子はひとりでスーパーのレジのパートで働きながら、それはそれで快適な毎日を送っていた

 

そんなある日、15年前に突然家から居なくなった夫の修(光石研)が帰ってくる

 

 

最初はしおらしく「親父に線香をあげさせてくれ」と言って家にあがる修だったが、そのまま家に居着いてしまう(いけ図々しい、とはまさにこういうの!というレベル)

 

只でさえ更年期の症状に悩まされ始めていた依子は、この耐えられないレベルのストレスに、更に宗教に救済されようとする

 

 

 

 

前回に続いて、光石研のイライラする(大変失礼!褒めてます)演技が印象的な作品

 

そして当たり役、はまり役、いろんな形容が出来そうな、筒井真理子の体当たりの演技

 

2023年公開作品の中で、ひときわ高い評価を受けたのにも納得

 

 

 

 

明日は、学校行事で出会ったふたりの主婦に関する映画をご紹介

 

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