無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

ま行

1561. 真夏の素肌

引用元:tv.apple.com 生き別れた父親に会いに、モスクワからクリミアにやってきたオーリャ 自分よりも美人で、かなり奔放な友人のサーシャと一緒に ところが、家の前で塀越しに父親らしき男性の姿を見て、怖気づいたオーリャは、モスクワに引き返そうとする…

1556. 無伴奏

引用元:amazon.co.jp 1969年の仙台 地元の女子高に通っている三年生の響子(成海璃子)は、親友のレイコとジュリーと一緒に、制服廃止運動を起こしていた 学生紛争に打ち込む大学生の影響を受けて、制服廃止を主張するだけではなく、ビラを撒いたり、制服を…

1548. モントリオール・エクスポズを殺したのは誰なのか

引用元:NETFLIX ワールドシリーズは、大谷翔平や山本由伸、佐々木朗希が所属するロスアンゼルス・ドジャースが進出したこともあって、大いに盛り上がっている その相手は、カナダのトロント・ブルージェイズ MLB (Measure League Baseball)といえばアメリカ…

1531. マザー!

引用元:prtimes.jp 2017年製作のアメリカのサイコスリラー 監督は「ブラック・スワン」、「ザ・ホエール」のダーレン・アロノフスキー スランプに陥った詩人の夫(ハビエル・バルデム)と、若く美しいその妻(ジェニファー・ローレンス)が暮らしているのは…

1506. ミリオンダラー・ベイビー

引用元:amazon.co.jp 2004年のアメリカ映画 かつて活躍したものの、今では頑固な困り者の中(高)年男性を主演そして監督する、いわゆる「後期イーストウッド作品」の代表作 本作の8年後に公開された「人生の特等席」の方を先に観たこともあって「似たよう…

1492. マローボーン家の掟

引用元:amazon.co.jp メイン州の山中にある、古びた屋敷にやって来た母親と、4人の子供たち 母親のローズ(ニコラ・ハリソン)は、子供たちに対して 「イギリスに居た時のことはすべて忘れるように」 と言い、その後間もなくして、病に倒れ亡くなる その直…

1486. 幻の光

引用元:yahoo.co.jp 是枝監督のデビュー作 宮本輝の小説が原作ということもあって、全編しんみりモード その中で、田舎の風景や地元民の描き方、また主要人物の服装などには、すでに監督の個性も垣間見ることができる もちろん(そんなことは期待していない…

1473. -25℃ Simple Life

引用元:eiga.com 移動できる小さな家「タイニーハウス」 JR旭川駅前のスペースや、東京、その他計15市町で、小さな家に住む様子や、住民へのインタビューを撮影 前半は、重量制限や、(設置場所への)移動方法、空調や水道またトイレなどの、問題をクリアし…

1457. 道しるべ

ご無沙汰していたミニシアター行脚をと、高円寺に 駅から徒歩5分、純情商店街にある小さなビルの3F 30席も無いくらいのキャパで、受付順に好きな席に座れるシステム 劇場内の雰囲気は、鵠沼海岸のシネコヤを思い出すような手作り感 自販機のドリンクは無いけ…

1438. 岬の兄妹

引用元:misaki-kyodai.jp R15+指定では足りない感のある作品 最後までずっと「目を背けたくなる」シーンが続く 倫理的にも問題ありなと、よほど途中で観るのを止めようかと迷った挙句、最後まで鑑賞 感想としては「途中で止めなくて良かった」というのが正…

1400. 真夜中の虹

引用元:amazon.co.jp アキ・カウリスマキ監督の映画を観ると、いつも 「ああ、また観てしまった」 と後悔してしまう もちろん、内容には大満足しているし、何度か観直すというのに、まだ観ていない作品が減ってしまうのが悲しいのだ フィンランドの北、ラッ…

1388. マッチ工場の少女

引用元:amazon.co.jp カウリスマキ監督、初期の作品 近年の「街のあかり」や「希望のかなた」といった、情緒溢れる作品と比較すると、やはりプリミティブというか、エッジが効いているというか、ロックなプロレタリアート作品 時間も69分と短く、駆け抜ける…

1375. ミンボーの女

引用元:filmarks.com 1992年5月に公開された映画 その2か月前に、「暴力団対策法」が施行されるという、商業的には幸運なタイミングでありながら、本作への高い注目に刺激されたのか、伊丹十三監督が自宅前で襲撃され、全治三か月の重傷を負うという事件が…

1372. 森山中教習所

引用元:enjoycinema.net かなり昔の話になるけれど、高校三年生の春休み(卒業直前)に、免許を取りに教習所へ通った 順調にコースを修了して、サクッと終わるなと安心して臨んだ卒検で、小さなミスを重ねて冷や汗をかいた記憶がある 命にかかわる大事なこ…

1371. マチルド、翼を広げ

引用元:senlisfilms.jp 9歳の少女マチルド(リュス・ロドリゲス)は、離婚した母ザッシンガー(ノエミ・ルヴォウスキー)と二人でパリのアパート暮らし 情緒不安定な母は、しょっちゅう突飛な行動を起こしたり、会話がまとまらなかったりして、周囲を困らせ…

1370. めがね

引用元:taiyomegane.com もたいまさこ&小林聡美のコンビは、「かもめ食堂」や「プール」を観ていたので、全体のぼんやりした雰囲気は想像がついていたけれど、本作の舞台は鹿児島の与論島ということで、楽しみに鑑賞 「携帯電話が通じないところに行きたい…

1360. MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない

引用元:prtimes.jp タイムループ、タイムリープ、タイムトラベルなど、時間軸をテーマにした映画が苦手だ 頭の悪さを露呈している様で恥ずかしいのだけれど、容易に「置いてきぼり」にされてしまうから 「TENET テネット」の上映時にも、(既に「メメント」…

1344. マダムと泥棒

引用元:doga.hikakujoho.com 夫を亡くしてから久しく、ロンドンにある一軒家にひとり、正確にはよく喋るペットのオウムと暮らしているウィルバーフォース(ケイティ・ジョンソン) 淋しさからか、毎日警察署に雑談をしに行く彼女は、警察官からは(善い市民…

1320. ミッション

引用元:amazon.co.jp 「モリコーネ 映画が恋した音楽家」を観て、久しぶりにもう一度観てみたいと思い鑑賞 前回は、学生の頃に「デ・ニーロ主演の大作」という感覚で観たせいか、内容を忘れてしまったとかではなく、そもそも(18世紀の植民地下での布教と、…

1319. ミドリムシの夢

引用元:yahoo.co.jp タイトルにあるミドリムシとは「駐車監視員」のこと 蛍光色のベストを着ていることから、そして違反者からの恨み節的な思いも込もった呼び名なのだろう 駐車違反の取り締まりは警察官だけでなく、2006年からは警察から委託された民間業…

1304. みんな元気

引用元:amazon.co.jp サム・ロックウェルとケイト・ベッキンセイルが共演した2009年のアメリカ映画 「東京物語」を下敷きにしたジュゼッペ・トルナトーレ監督の「みんな元気」(1990年)のハリウッド・リメイク 時と場所(国)が変われば、小津安二郎の世界…

1284. マイケル

引用元:yahoo.co.jp シカゴ・トリビューンの敏腕記者だったフランク(ウィリアム・ハート)は、今や三流タブロイド紙で働いていた ある日、編集長の命令で 「ウチに天使がいるから見に来て」 という投書の内容を確かめに、アイオワ州に向かうことになる し…

1277. 乱れる

引用元:amazon.co.jp 邦画でも洋画でも、古い作品も好きで、年代に関係なく楽しんでいる 一方で、「話の展開は遅いし、モノクロだし、ストーリーもありきたりだし」という人の気持ちも理解できる おそらく自分でも無意識のウチに、その辺の感覚を調整するス…

1264. ミセス・ノイズィ

引用元:amazon.co.jp ノイズィ? と、若干の引っかかりはありながらも、いわゆる隣人同士のトラブルを描いた作品だろうな(恐らく想像した通りなんだろうな)と思い、あまり期待せずに鑑賞 昔話題になった小説家で、幼い娘の母親でもある真紀(篠原ゆき子)…

1258. 股旅

引用元:video.unext.jp ATG(日本アート・シアター・ギルド)作品 当時既にベテラン監督だった市川崑が、低予算(一千万円)での映画製作にチャレンジ 最終的に300万円オーバーしたものの、オールロケで宿泊は近くの民宿という節約によって公開に漕ぎ着ける…

1237. マッチスティック・メン

引用元:video.unext そこそこ以上に成功している詐欺師(本人曰く詐欺アーティスト)のロイ(ニコラス・ケイジ) 強迫性障害を患っており、極度の潔癖症の彼は、妻と別れ、14歳の娘にも会えない毎日だったが、相棒のフランク(サム・ロックウェル)との仕事…

1232. マイ・ブックショップ

引用元:mybookshop.jp 1959年のイギリス 終戦から14年、ビートルズがデビューする3年前のこと 海沿いの小さな町に住むひとりの女性が、長年空き家だった古い建物を改修して本屋をオープンする その女性は戦争で夫を亡くし、ひとりでこの建物に住んでいるフ…

1227. ミッドナイト・ラン

引用元:amazon.co.jp 1988年のアメリカ映画 あまりに昔のことで記憶も曖昧だけれど、確か公開時に劇場で鑑賞して以来だから36年振りになる かつてシカゴの警察官として、そして一家の父親として幸せな生活を送っていたジャック(ロバート・デ・ニーロ)は、…

1223. マダムのおかしな晩餐会

引用元:Yahoo.co.jp 2016年のフランス映画 大好きなハーヴェイ・カイテル 年齢相応にくたびれていて(失礼!)過剰な大物感もないのだけれど、相応な深みが感じられる俳優 本作も彼が出演しているという理由だけで鑑賞 アメリカからパリに引っ越してきたア…

1207. ムスタング

引用元:filmarks.com ムスタングといえば、「馬のエンブレムが付いたフォードの車」を思い浮かべる人もあるだろうけれど、そのムスタングという馬は、昔スペイン人がアメリカに持ち込んだ小型馬が野生化したもの スペイン語の「mestengo」(迷子になった家…