無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

や行

1562. ヨギ・ベラ:最も偉大でイジられたメジャーリーガー

引用元:video.unext.jp メジャーリークで一番古い球団は、ニューヨーク・ヤンキース(1913年)ではなく、シカゴ・カブス(1870年)やアトランタ・ブレーブス(前身のボストン・レッドストッキングスとしての創設は1871年) しかし、永久欠番の数では圧倒的…

1509. 八つ墓村

引用元:amazon.co.jp 1977年の作品 老婆が叫ぶ「祟りじゃ~」でお馴染み と言いながらも映画を観た記憶がない 金田一役に渥美清ということにも全然ピンとこないから、本当に観ていないんだろうなと、今さらながら鑑賞 寺田は東京の空港で航空機誘導員として…

1500. 酔っぱらい天国

酔っ払い天国(1962年 邦画)

1470. Uターン

引用元:amazon.co.jp 1997年のアメリカ映画 いわゆる「これでもか、これでもか」とアンラッキーを重ねていく男の映画 ストーリーとしてはサスペンスなのだろうけれど、ここまでツイてないとコメディでもあるし、不幸な場面はほとんどホラー そんなB級感に溢…

1468. 焼肉ドラゴン

引用元:twitter.com 時は1969年 翌年に大阪万博を控え、高度経済成長で活気づいた日本 何もかもが新しく、キレイになっていく中で、大阪にあるこの街は別世界の様に戦後のままだった 「焼肉ドラゴン」を営む龍吉(キム・サンホ)と妻の英順(イ・ジョンウン…

1382. 夜のあぐら

引用元:natalie.mu 2022年の開局したBS松竹東急の開局記念ドラマスペシャル 死期が迫った父親(岸部一徳)の遺産を、愛人のミドリ(南果歩)から守ろうとする長女の春子(尾野真千子) 「自分ひとりで闘うのではなく、兄弟全員で」と、ピアノの講師を辞めて…

1283. 48時間

引用元:fami-geki.com エディー・マーフィのデビュー作(当時21歳) さすが、19歳で「サタデー・ナイト・ライブ」のレギュラーになっただけの逸材 サンフランシスコ市警の刑事ジャック(ニック・ノルティ)は、脱獄した強盗殺人反のガンツ(ジェームズ・レ…

1273. 汚れたミルク / あるセールスマンの告発

引用元:Yahoo.co.jp 2014年のインド・フランス・イギリスの合作 「鉄くず拾いの物語」や「サラエヴォの銃声」などの重厚な作品で知られるダニス・タノヴィッチ監督 1994年のパキスタン 妻のザイナブに勧められ、アヤンは大卒が条件の大手グローバル企業の面…

1269. 山の焚火

引用元:allcinema.net アルプスの大自然に囲まれ、ほぼ自給自足の生活を送っている4人家族 自前のケーブルカーを使って、郵便や注文しておいた買い物を、月に一度取りに行く以外は、家畜の世話をし、農作業をする毎日 両親と姉、そして聾唖の弟 三人とも彼…

1159. 大和(カリフォルニア)

引用元:yamato-california.com 日本語のラップが苦手だ 英語のラップは好き、というわけでもなく、時々気に入る曲はあるけれど、理解に乏しいジャンル コードやメロディで心を震わせてくれる音楽の方が好み、ということが大きな理由としてあるけれど、もう…

1151. 欲望のあいまいな対象

引用元:filmarks.com 「小間使いの日記」などで知られるルイス・ブニュエル監督の遺作 裕福な初老の紳士フェルナンド(フェルナンド・レイ)が、魅惑的な若い女性コンチータにことごとく翻弄されるという話 面白いのは、そのコンチータをキャロル・ブーケ(…

1110. 欲望

引用元:cinematoday.jp 原題は「BLOW-UP」=(写真の)引き伸ばし ミケランジェロ・アントニオーニ監督初の英語による、そして「赤い砂漠」に続く二作目のカラー作品 舞台も60年代中頃のロンドンということで、いつものアントニオーニ作品で観られる虚しさは…

1109. 夜

引用元:nhk-ep.com 夫婦の倦怠期、あるいはその関係が崩壊に向かう様を描いた映画は数あれど、最もリアルに響いた作品 ちなみにリアルと言っても、具体的で詳細なエピソード云々ではなくて、感覚的に同意できるという意味で 末期の病で病床に伏しているトマ…

1100. ヨーロッパ横断特急

引用元:amazon.co.jp ヨーロッパ横断特急(TEE = Trand Europ Express)に乗り込んだ映画監督と製作チームの計三名は、移動中に一本の映画の構成を練り始める パリからベルギーのアントワープまで、コカインの密輸に向かう一人の男・エリアスを中心に、製作…

1085. 夕なぎ

引用元:video.unext.jp 映画祭(「没後40年 ロミー・シュナイダー映画祭」)のお陰で、彼女の魅力はもちろん、共演者、そして当時の欧州文化にスクリーンで触れる機会を楽しんでいる 今回はイヴ・モンタン、サミー・フレー、そして若き日のイザベル・ユペー…

933. 欲望の翼

引用元:amazon.co.jp ウォン・カーウァイの長編二作目となる本作は、二部構成のプランだったのを前編で予算とスケジュールを使い切ってしまった 舞台は60年代の香港 ヨディ(レスリー・チャン)は、サッカー場の入場口で働いているスー(マギー・チャン)に…

922. 善き人のためのソナタ

引用元:amazon.co.jp 2006年のドイツ映画 2006年のドイツといえば何といってもサッカーW杯 日本はグループリーグで 1勝もできず敗退し、トーナメントの決勝戦(イタリア対フランス:延長PKの末、5-3でイタリアの勝利)は、まさかのレッド・カードで終わった…

868. 野球どアホウ未亡人

最近、劇場で観た映画が、あまりにも暗かったことに気づき、(「福田村事件」とか「月」とか「アイヒマンが処刑された日」とか)、本作を観に池袋新文芸坐へ 仕事に忙殺されていた夫の賢一(秋斗)は、草野球チーム「多摩川メッツ」の監督である重野(藤田健…

770. よこがお

引用元:filmarks.com 2019年の日本・フランス映画 訪問介護士として働く市子(筒井真理子)が、この一年ほど通っている大石家には、高齢で末期がん患者の塔子の他に嫁の洋子、その娘で長女の基子(市川実日子)そして中学生で次女のサキの四人で暮らしてい…

761. 夢

引用元:amazon.co.jp 1990年の日本・アメリカ映画 黒澤明監督がみた「夢」を題材にした、8話からなるオムニバス映画 しかもスピルバーグ監督の協力で、ワーナーブラザーズから世界配給されている さすが世界のクロサワともなると、自分の夢が世界に届くのか…

754. 約束の地、メンフィス ~テイク・ミー・トゥー・ザ・リバー

引用元:amazon.co.jp 京都のミニシアター行脚も終え、夜は老舗ライブハウス磔磔(たくたく)に 磔磔の106周年ということで、憂歌団の木村充揮、上田正樹、有山じゅんじなどの豪華ラインナップ 懐かしい曲で大いに盛り上がる中、フランキー・ミラー(オリジ…

752. 夜を走る

ミニシアター行脚、京都編 京都シネマ、出町座など、何処にしようか迷っていたところ、みなみ会館が、来月末で閉館というニュースを知り、駆け付けた 場所は、京都駅からひと駅の東寺駅 以前、ururundoさんに教えていただいたのは、コチラは(↓ の写真の通り…

717. ゆらり

引用元:amazon.co.jp 2017年の作品 現在、過去、未来 三つのストーリーで繋ぐ家族をテーマにした作品 石川にある小さな旅館 最愛の妻、そして幼い娘と「ある理由で」別れざるを得なかった男性 ある日、職場で同僚が眺めていた旅館のパンフレットに、娘の写…

658. 横道世之介

引用元:Yahoo.co.jp 2013年公開 「悪人」、「怒り」を書いた吉田修一の同名小説が原作 上記二作とは打って変わって、背徳感ゼロの青春映画 舞台は1987年の東京 大学進学のため、長崎から上京してきた横道世之介(高良健吾) 垢抜けない、気の利かない、だけ…

649. 妖怪の孫

昨日の朝、ネットで本作の存在を知り、「このタイミングで安倍元首相や、彼の在任中の日本の政治について振り返って考えたいな」と思い、ロクに作品の下調べもせず、小雨の中、横浜ジャック&ベティに直行 「彼がもたらしたのは美しい国か、妖怪の棲む国か?…

640. 欲望という名の電車

引用元:Yahoo.co.jp 1951年のアメリカ映画 原題は「A Streetcar Named Desire」 そのまま訳しただけながら,、何とも魅力的なタイトル 当時のニューオリンズでは、実際にこういう名前の路面電車が走っていたという 原作はテネシー・ウィリアムズの戯曲 学生…

615. ゆれる

引用元:amazon.co.jp 2006年の西川美和の原案、脚本、監督作品 彼女の監督作品は観応えのあるものばかりだけど、その中でも特別な深みをもつのが本作 カメラマンとして東京で活躍している猛(オダギリジョー)は多忙ながらも自由な生活を満喫していた 実家…

611. 湯を沸かすほどの熱い愛

引用元:eiga.com 2016年の作品 双葉(宮沢りえ)は、夫の一浩(オダギリジョー)に突然出て行かれてからこの一年、登校拒否気味の娘の安澄(杉咲花)をひとりで育てていた それまで夫婦で切り盛りしてきた銭湯は閉め、パン屋のパートタイムで働く毎日 そん…

545. ゆれる人魚

引用元:amazon.co.jp 「イレブン・ミニッツ」、「残像」以来のポーランド映画、2015年の作品 舞台は 19XX年 のワルシャワ と謳われているけれど、音楽や服装からすると80年代か ホラー・ファンタジー(そんなジャンルあるのか?)の形容の通り、ワルシャワ…

535. やまぶき

映画に関係ない話だけれど、10代の頃は一番好きな色が「やまぶき色」だった その頃は(恥ずかしながら)山吹の花を見たことがなくて、「ニューヨークのイエローキャブみたいでカッコ良いな」という、浅はかな発想だった 初めてニューヨークに行った時に、や…