無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

611. 湯を沸かすほどの熱い愛

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引用元:eiga.com

 

2016年の作品

 

双葉(宮沢りえ)は、夫の一浩(オダギリジョー)に突然出て行かれてからこの一年、登校拒否気味の娘の安澄(杉咲花)をひとりで育てていた

 

それまで夫婦で切り盛りしてきた銭湯は閉め、パン屋のパートタイムで働く毎日

 

そんなある日、双葉はパン屋で接客中に意識を失い倒れてしまう

 

担ぎ込まれた病院で判明したのは「ステージ4の癌、余命二か月」

 

 

 

その日は絶望に塞ぎ込む双葉だったが、翌日から今までできなかったことを一気に着手し始める

 

興信所に頼んで夫の住所を突き止めて連れ戻し、銭湯の営業を再開し、夫の連れ子も込みで家族を再生していく

 

イジメで学校に行きたくない安澄の背中を押しながら

 

病状が悪化する中、驚異的なスピードで自らの死後の環境を整えていく双葉

 

そして彼女には最後にもうひとつ大事な仕事が残されていた

 

 

 

 

男がこしらえてきた面倒を女が苦労して立て直していく

 

何食わぬ顔で戻ってきた男は相変わらず役立たずで、子供たちが大奮闘

 

という大筋は王道なんだけれど、それでは片付けられない「邦画の良さがギュッと詰まった」作品

 

すき焼き食べたくなる

 

 

 

明日は、レモンが主役の映画を紹介します