無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

341. 山の郵便配達

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引用元:Yahoo!映画

 

1999年の中国映画

 

 

舞台は80年代初頭の、湖南省西部の山岳地帯

 

ここで何十年も郵便配達をしてきた男が膝を痛め引退することを決める

 

険しい山道を何時間も歩く重労働

 

今の時代は他の仕事に就くこともできるというのに、彼の息子は父親の仕事を引き継ぐと言う

 

そしてまた父親もこの仕事に誇りを感じていて、息子が引き継いでくれることに(妻の心配を他所に)とても満足している

 

大事な仕事を直接教えるために、父親にとっては最後の、息子にとっては最初の「120km」に及ぶ配達に相棒の犬(「次男坊」と名付けられている)と出掛ける

 

途中、二泊しながら険しい山道を歩き、郵便物の配達だけでなく、途中の村落で待っていてくれる人から頼まれごとをしたり、話を聞いたり

 

父親は昔、この道中で怪我をしていた山の娘を助けそれが縁で結婚をしたが、ここ数年会話をするようになったトン族の娘にかつての自らの出来事を重ね、息子に会わせるのを密かに楽しみにしていた

 

村に着いてみるとその日は結婚の宴があるらしく、ふたりはご馳走とお酒を振舞われる

 

娘と楽しいひと時を過ごした息子だったが、娘と結婚するつもりはないと言う

 

 

 

 

自分が幼い頃「父親に嫌われているのではないだろうか」と感じていた息子が、郵便配達の仕事を教わる過程で父親と過ごしてきた人生を理解していく

 

山岳地帯の美しい風景も堪能できる

 

 

じわじわと心が満たされていく、数年後にもう一度観てみたい作品 

 

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