無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

849. 裏窓

引用元:ro-yu.com 1954年のアメリカ映画 ヒッチコック作品の中でも、誰もが「片手に入れる」であろう人気作品 という表現は「片手ではとても足りない本数の人気作品がある」ことが前提になるけれど、そんな映画監督は果たして他に何人存在するだろう? 最初…

848. 鬼畜

引用元:shochiku.co.jp 1978年の作品(原作は松本清張の短編) 埼玉県川越市で印刷屋を営んでいる宗吉(緒形拳) 妻のお梅(岩下志麻)と印刷屋を営み、印刷工の阿久津(蟹江敬三)と三人で必死で働いていた ところが宗吉には7年もの間、妻には内緒で囲って…

847. 水の花

引用元:moviewalker.jp 2005年のPFF(ぴあフィルムフェスティバル)作品 姉の美奈子(寺島咲)と妹の優(小野ひまわり)の姉妹 中学生の美奈子は父親とふたりで暮らし 不器用な父親は、家事もまともに出来ないけれど、最近ようやくこの暮らしにも慣れてきた…

846. 6月0日 アイヒマンが処刑された日

都内のミニシアターの中で、まだ行けていなかった下高井戸シネマ 三軒茶屋から路面電車(世田谷線)に揺られて、終点の下高井戸まで 駅から徒歩2,3分で、普通のマンションっぽい建物の2階にあった 以前観た「ハンナ・アーレント」や、最近読んだ「アイヒマン…

845. The Witch 魔女

引用元:amazon.co.jp 2018年の韓国映画 「嘆きのピエタ」で母親(?)役を演じたチョ・ミンスが出演しているという理由だけで珍しくバイオレンスアクション作品を鑑賞 8歳の時に、ある特殊な組織から命からがら抜け出したジャユン(キム・ダミ) 気絶して倒…

844. 各駅停車

引用元:GYAO!ストア 以前、 My French Film Festival で紹介されていた、1992年のフランス映画 毎朝同じ電車に乗って仕事に向かう男 ところがこの朝は、運行ダイヤが変更された初日 それを知らず、男がいつもの時刻に乗った電車は、彼の目的地を通過してし…

843. イカした人生

引用元:GYAO!ストア 2020年のベルギー映画 作品紹介では「コメディ」と書かれていたけれど、欧州基準というか、思っていたよりもヘヴィな内容 アレックスとノエミは30代のカップル 家を建てるお金も少しではあるけれど貯めているし、そろそろ子どもを作ろう…

842. キリクと魔女

引用元:amazon.co.jp 1998年のフランス・ベルギー・ルクセンブルク映画 フランス映画史上、歴代興行収入No.1のアニメ 職場のフランス人(20代後半)に聞いてみたところ「もちろん知ってる!小さい時に何回も観た」とのこと この作品が公開された1998年とい…

841. 私がやりました

所用で大阪に行った際に、TOHOシネマズなんばにて鑑賞 売れない女優のマドレーヌ(ナディア・テレスキウィッツ)は、大役を得られるチャンスだと、大物プロデューサー宅に出向くも、襲われそうになる 何とか自力でその場を逃れるも、後にプロデューサーが殺…

840. 嘆きのピエタ

引用元:Yahoo!映画 2012年のキム・ギドク監督作品 久しぶりの韓国映画 主人公は非情な取り立て屋のガンド(イ・ジョンジン) 物心ついた時から家族も親戚も無く、天涯孤独に生きてきたガンドには、恐れるものは無く、借金が返せない債務者には容赦なく怪我…

839. トリコロール / 赤の愛

引用元:filmarks.com 1994年の三部作最終章 今回のテーマは「博愛」 大学生のヴァランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)には、付き合っている彼が居るものの遠距離で、しかも司法試験に向けて勉強中とあって会うこともままならない 電話で話すだけの彼は疑い…

838. トリコロール / 白の愛

引用元:amazon.co.jp 1994年の三部作、二作目 「青の愛」の直後に鑑賞したこともあって、監督の意図というかいろんな仕掛けがよく分かった 今回は白ということでテーマは「愛の平等」 ポーランドからやってきたカロル(スビグニェフ・ザマホフスキ)は、理…

837. トリコロール / 青の愛

引用元:amazon.co.jp 欧州、その中でも特にフランスとイタリアで使われる青の種類の多さ、微妙な色味へのこだわりには感心させられる スカーフやネクタイだけを見ても、例えば「青」だけでも何(十)種類も存在するし、微かな違いが見栄えを大きく左右する …

836. 理想郷

「グランド・セントラル」(何故、日本未公開なのだろう?)以来大好きな俳優、ドゥニ・メノーシェが主演ということで、Bunkamura渋谷宮下にて鑑賞 スローライフを求め、フランスからスペインのガリシア地方に移住してきたアントワーヌ(ドゥニ・メノーシェ…

835. 海軍横須賀刑務所

引用元:amazon.co.jp 1973年の作品 勝新太郎には、おにぎりと「座頭市」のイメージしかないせいか、若い頃はどんな俳優だったんだろう?と思い鑑賞 新入りの海兵という役柄ではあるけれど、本作撮影時には既に40代とあって恰幅も良い とはいえ知っている勝…

834. ルー、パリで生まれた猫

ずっと行きたいと思っていたシネマネコ 青梅という遠さもあって、なかなかスケジュールが合わず、やっと念願が叶った しかも観たのはネコ映画 駅から10分程歩くと、突然お洒落な劇場が見えてくる 青梅という街は、昔は織物業が盛んで、蚕の天敵である鼠を退…

833. リスボンに誘われて

2013年のドイツ・スイス・ポルトガル映画 5年前に離婚して、今は孤独ながらも平穏な日々を過ごしているライムント(ジェレミー・アイアンズ)は、ベルンの高校で古典文献学を教えている ある朝、激しい雨の降る中、学校に向かっていると、橋から身を投げよう…

832. 真実

引用元:Yahoo!映画 2019年の作品 是枝裕和がカトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノシュの共演を監督 という事実に感動しつつも、監督が誰であれ難しいだろうキャスティングに「ストーリーに集中できるかな?」という不安も抱えつつ鑑賞 ベテラン女優の…

831. 体操しようよ

引用元:taiso-movie.com 2018年の作品 とある海沿いの町に娘とふたりで暮らす佐野道太郎(草刈正雄) 妻を早くに亡くし、文具メーカーで38年間無遅刻・無欠勤で働き続け、めでたく定年退職 堅物で愛想の無い道太郎は、仕事にすべてを捧げてきた割には大した…

830. キャロル・キング ホーム・アゲイン ライブ・イン・セントラルパーク

1973年に、ニューヨークのセントラルパークで行われたキャロル・キングのフリーコンサート 50年間、未発表のままだったライブ映像が、今回冒頭に関係者へのインタビューなどを加え映画化 世代的に少し遅れていたこともあるし、シンガーソングライター系の音…

829. 海辺の金魚

引用元:tomawari.jp 母親が大きな事件を起こし、幼い頃から児童養護施設で育てられた花(小川未祐) 施設の仕切っている高山さん(芹澤興人)や、同じ様にここに連れて来られた仲間たちにも恵まれ、18歳になった花は、大学への進学、そして施設からの自立を…

828. ガザの美容室

引用元:uplink.co.jp 2015年のパレスチナ・フランス・カタール映画 前回に続いてパレスチナ・イスラエル問題を扱った作品 ロシアからやってきたクリスティンが経営する美容院は、パレスチナ自治区ガザにある 決して手際は良くないけれど、丁寧な仕事が好評…

827. テルアビブ・オン・ファイア

引用元:new-movie.info イスラエルとパレスチナ、ユダヤとアラブをこんな日常レベルでコミカルに描いた作品があるのか、と驚かされた2018年のルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー作品 サラームは、これまで真剣に仕事に向き合ったことがなく、…

826. 蟹工船

引用元:Yahoo!映画 中学から高校の前半にかけて、学校の図書館でよく本を借りて読んでいた 単純に習慣づいたのもあるし、もちろん本を読むのが楽しかった 中でも印象的だったのが、アラン・シリトーの「長距離ランナーの孤独」、ヘルマン・ヘッセの「車輪の…

825. High Flash ~ 引火点

引用元:amazon.co.jp 2018年の台湾映画 台湾映画にしては珍しく、環境問題と企業の不正を描いた社会派サスペンス 舞台は高雄の漁村 大企業の工場からの排出による汚染により、長い間ダメージを負ってきた漁民たちは、若くて行動力のある市長のサポートを受…

824. リスボン物語

第1回丸の内映画祭で上映された、ヴィム・ヴェンダース監督の貴重な作品 この機会を逃すと、劇場で観ることは叶わないだろうという確信のもと、丸ビルホールへ 長旅からフランクフルトの自宅に戻ってきた録音技師のヴィンター(リュディガー・フォーグラー)…

823. キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン

2023年8月9日、ザ・バンドのギタリストだったロビー・ロバートソンが亡くなった 1976年に行われた「ラスト・ワルツ」で脱退し、1987年にソロ・アルバムをリリースしているから、キャリアの大半はソロ、或いはサントラ盤の製作に費やされている その辺りの経…

822. ニューオリンズ・トライアル

引用元:Yahoo!映画 昔から月曜日の朝のオフィスでの会話が苦手だ 「How was the weekend ?」 という質問に、(相手も本当に知りたくて聞いてるわけじゃないから)適当に応えれば良いのは分かっていながら(そして実際に適当にしか応えないのに)面倒に感じ…

821. ザ・ビートルズ EIGHT DAYS A WEEK

引用元:video.unext.jp ザ・ビートルズによる“最後の新曲”「ナウ・アンド・ゼン」が、本日11月2日に世界同時発売される 1970年代に、ジョンの自宅でピアノとヴォーカルのみで録音したものを、1994年に残りのメンバーによってレコーディングされていた曲 そ…

820. ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー

引用元:filmarks.com 2019年のアメリカ映画 公開当時やたらとポスターを見かけた作品 監督は女優オリヴィア・ワイルド(アメリカとアイルランドの国籍、芸名のワイルドはオスカー・ワイルドから) 何とこれが監督デビュー作 ビッグネームがキャスティングさ…