引用元:amazon.co.jp
2018年の台湾映画
台湾映画にしては珍しく、環境問題と企業の不正を描いた社会派サスペンス
舞台は高雄の漁村
大企業の工場からの排出による汚染により、長い間ダメージを負ってきた漁民たちは、若くて行動力のある市長のサポートを受け、工場の操業停止を求め海上からデモ活動をしていた
すると漁民たちが乗っている船の脇から炎に包まれた一隻の漁船が、警察やメディアが群がる陸に向かって進んでいく
それは、漁民のひとりによる抗議のための焼身自殺と思われ、死亡した男は英雄として賞賛された
遺体の解剖を任された法医学者(ウー・カンレン)は、解剖をするうちに次々と不審な点を見つけ、担当の検察官(ヤオ・イーティー)に相談しようとするも敬遠されてしまう
ちなみに台湾の水質はかなり悪いらしく、数年前にはこんな動画も作られている
これは国立台湾芸術大学の学生たちの手によるもので、台湾の水質汚染の深刻さを世界に知ってもらおうとしたもの
国内の河川や港、100か所で汚染水を集めて凍結し、ポリエステル樹脂で固めている
1か所につき1個、計100個のアイスキャンディーは、遠目には美味しそうだけど、近寄って見るとなかなかグロテスク
明日は、「こんな船には乗りたくない」と強く思う映画を紹介します