
引用元:hulu.com
テレビドラマのシナリオを書いている原田(風間杜夫)
妻と離婚したばかりで、幼い息子とも会えず、悶々とした日々を過ごしていた
ある日の仕事の帰り、昔住んでいた浅草にふと立ち寄ってみた原田は、寄席の客席の中に、自身が幼い頃に交通事故で死んだ父親の後ろ姿を見つける
最初は「よく似た人がいるもんだなあ」と思って眺めていたところ、その男(片岡鶴太郎)がふと振り返り、劇場を出て俺のウチに来ないかと言う
呆然としたままついていく原田だったが、途中の自動販売機でビールを買ってくれた男は、間違いなく当時の父親だった
そして着いた先のアパートには、母親(秋吉久美子)までいて、現在の原田と同じくらいの年齢の両親から優しい言葉を掛けられ、楽しい時間を過ごす
大林宣彦監督の作品は、ひねくれた自分にとってはノスタルジーとファンタジーが強すぎて、好みではない
本作も、「あちら側の世界」と描き方や、失くしてしまった両親への想いが濃厚過ぎるかなと感じながら観ていたけれど、80年代の浅草演芸ホールなどの様子(桂米丸も登場)も観ることができて楽しかった
自分の年齢が上がってくると、両親の印象が晩年のものに限られてしまいがちだけど、それよりずっと前(自分が子供で、両親がバリバリ働いていた頃)の両親を思い出すのは良いことだなあ、と感じさせてくれる
明日は、ギリギリを描いた映画をご紹介