無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

847. 水の花

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引用元:moviewalker.jp

 

2005年のPFFぴあフィルムフェスティバル)作品

 

 

姉の美奈子(寺島咲)と妹の優(小野ひまわり)の姉妹

 

中学生の美奈子は父親とふたりで暮らし

 

不器用な父親は、家事もまともに出来ないけれど、最近ようやくこの暮らしにも慣れてきたところ

 

 

 

ところが

 

「(幼い妹の優を連れて家を出て行った)母親を街で見かけた」

 

という話を耳にし、母親に対する憎悪を再び抱えてしまう

 

ある日、美奈子はスーパーで偶然ひとりでいる優を見つけ、声を掛ける

 

姉の存在を知らない優は、いつも食べていくことに必死で、娘をかまっていられない母親に怒鳴られてばかり

 

スーパーで声を掛けてくれた優しそうな美奈子について行ってしまう

 

 

その夜、美奈子が家に戻らないのを心配した父の圭介(田中哲司)が警察に行き、事情を説明しているところに、母親の詩織(黒澤あすか)もやって来る

 

 

美奈子の年齢になればいろんなオトナの事情も、親の身勝手な部分も理解しているだろうし、この先(少なくとも当面は)明るい未来が無いことまで気づいているだろう

 

とはいえ学校には行かなきゃいいけないし、家事も父親とふたりでやらないと

 

そんな中での束の間の逃避

 

ちゃんと戻れる距離を保った上での逸脱

 

 

「子供たちの世話を何とかしなきゃ」と悩んではいるけれど状況を改善できないオトナふたりと、冷静な状況認識ができている美奈子の対比は面白いけれど、美奈子が優に対して抱いているであろう感情が見え隠れする場面は恐ろしい

 

雨の中で優が踊るシーンなど、美しいシーンが辛いストーリーの中で一際映えるのが印象的

 

 

明日は、松本清張の短編が原作の映画を紹介します

 

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