無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1048. 未来よ こんにちは

引用元:video.unext.jp

 

高校で哲学を教えているナタリー(イザベル・ユペール

 

生徒からも尊敬され充実した授業を行い、二人の子供も既に自立して大好きな哲学書を読む時間もあり、同業の夫とも程よい距離感を保ち、多忙ながら快適な生活を送っているつもりでいた

 

ところが、心身共に不安定な母親の症状がいよいよ深刻になり、長年お世話になった出版社からも自身の著書の契約を切られて、夫からは「好きな人ができたから別居したい」と切り出される

 

 

映画ではナタリーの正確な年齢は明らかにされていないけれど、(娘の出産シーンもあり)おそらく50代だろう

 

これくらいのタイミングでバタバタと申し合わせたかのようにいろんな綻びが襲ってくる中で、普通ならもっと取り乱すところを(哲学的に受け止めているのか)、ナタリーなりに涙したりしながらも乗り越えていく

 

正直なところ「そんなに上手に対応できるかな」とも思うけれど、逆境を静かに乗り越えられる人は本当に美しく見える

 

 

原題は「L'Avenir(=未来)」

 

 

明日は、リーアム・ニーソンの出演作品をご紹介

 

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