無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1209. gift(ギフト)

引用元:filmarks.com

 

幸せな夫婦にギフトが届くアメリカのスリラー映画の方ではない、同名タイトルの日本映画

 

 

輸入食品の会社の創業者である篠崎(遠藤憲一)は、社会的には成功するも孤独な毎日を送っていた

 

ある日、ベンチに座っている老女の財布を抜き取った女(松井玲奈)を見つけた篠崎は、しばらく後で老女と同じようにバックをベンチに置いて寝たフリをし、女を捕まえる

 

ホストに騙され借金を抱えているという、キャバ嬢の沙織に、篠崎は

 

お前の100時間を100万で買ってやる

 

と言い、ふたりはレンタカーで、篠崎の思い出の場所を巡りながら、東京に向かう

 

しかし、沙織は借金取りの千葉(柿澤勇人)に追われていた

 

 

 

途中、若い頃住んでいた家や、娘を乗せたブランコのある公園に寄りながら、沙織が借金を抱えることになった経緯や、篠崎が東京に向かっている理由が明らかにされていく

 

篠崎が立ち寄る場所のひとつに「テアトル石和」がある

 

そこは思い出の作品を観た場所として、館長に無理を言って(札束で脅して)その作品を上映させる

 

自分の記憶ほどには素晴らしい作品ではないことに気づき、篠崎は早々にテアトル石和を後にするのだけれど、この実在した映画館も残念ながら2018年に閉館している

 

 

 

食事の場面で、どんな食材にも大量のマヨネーズをかける沙織

 

貧しかった若い頃に、お腹いっぱい食べたかったものを沙織に用意させて、想いを叶えようとする篠崎

 

 

沙織を演じる松井玲奈が、少し迫力が足りないけれど、個人的にそこのリアリティは求めていない(むしろ息苦しくなる)せいか、心地良く観られた(まったく観る側は勝手なもの)

 

 

 

もし、自分が同じ行動をするとしたら、何処に立ち寄るだろうか?

 

その前に100万円を用意しないと、、

 

 

明日は、カジノに関する映画を紹介します

 

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