無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

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引用元:filmarks.com

 

松太(平井亜門)は6歳の時に、とある母子家庭に預けられた

 

それ以来、母の涼子(水沢朋美)と二つ上の娘・優衣(藤間爽子)と三人で暮らしてきた

 

時が経ち、高校生になった松太と優衣

 

定食屋を営む母を手伝いながら、部活のマネージャーもという忙しい毎日を送る優衣

 

そして今でも心を開いていない(或いはこの時期特有の態度か)松太は、クラブにも所属せず、ひとりでランニングをする毎日

 

涼子は、若いふたりがこの町に留まってくれる保証はどこにもないけれど、今の生活を大事に考えていた

 

そんなある日、松太の実母・奈々(常石莉乃)から突然電話がかかってくる

 

それから数日後、松太は「今までありがとうございました」とメモを残し、家を出て行く

 

 

 

映画には本当によく「ダメな大人」が登場する

 

本作でも松太の父も母も(理由は明かされないけれど)育児放棄しており、その様子からも大した理由ではなさそう

 

結局、そのマイナスをカバーする涼子や優衣、家を出た後の松太の面倒を見る匠(西原誠吾)のような他人が必要になり、善意の人たちの人生を少なからず、そして何よりも松太の人生を狂わせていく

 

そういう人たちは訴えたりしないから警察に捕まることもないけれど、その罪は決して小さくない

 

よくあるストーリーではあるけれど、リアリティに溢れていた

 

 

 

明日は、大好きな監督と俳優による作品を紹介します

 

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