無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1016. 僕らはみんな生きている

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引用元:shochiku.co.jp

 

1993年の作品

 

公開前年からスピリッツに連載されていた漫画は知っていたけれど、映画化されていたのは知らなかった

 

90年代前半の、勢いに乗っていた日本のサラリーマンの様子が良くわかる

 

高橋(真田広之)は若手商社マン、タルキスタンに出張にやってきた

 

佳境を迎えた橋の建設プロジェクトで、自社を売り込むために課長の代理で数日の滞在予定、、、さっさと終わらせて彼女の待っている東京に早く帰るつもりだった

 

現地に駐在している自社の中井戸(山崎努)、プロジェクトで競合している日本のライバル会社の富田(岸部一徳)、升本(嶋田久作)らと、プロジェクトの決定権をもつ大佐の主催するパーティーに参加して、自社のアピールをしようとしていたところ、軍事クーデターが勃発する

 

  

 

バブル期のモーレツ社員の奮闘記(海外駐在版)といった内容

 

発展途上の情勢が不安定な国に出張(ましてや駐在)するのは命懸けだという、ヒリヒリした緊張感を感じる作品ではあるけれど、コミカルに描かれていることもあって、当時のお気楽な日本の空気も伝わって来る

 

 

明日は、全盛期の殿下が楽しめる作品をご紹介

 

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