無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1166. 人のセックスを笑うな

引用元:filmarks.com

 

存在は知っていたけれど、タイトルで敬遠していた作品

 

タイトルに「セックス」という言葉が入っているからというよりも、タイトルで釣ろうとする意図が強く感じられた

 

しかし、レビューを読むと「タイトルのネーミング・センスに惹かれて」と書かれていたりして、「世の中いろんな人がいるなあ」と思う(本作がヒットしたことからすれば自分がズレてるだけかも)

 

本作を強く推す人のコメントを、よく目にすることもあり、「それならば」と鑑賞

 

 

 

みるめ(松山ケンイチ)、えんちゃん(蒼井優)、堂本(忍成修吾)は、同じ美術学校の生徒

 

えんちゃんはみるめに、堂本はえんちゃんに、惹かれていながら、それを口にすることもなく仲良く過ごしていた

 

そんな中、リトグラフの先生の代役で非常勤講師としてユリ(永作博美)がやってくる

 

数日前、三人は山中の道で(風変わりな)ヒッチハイクの女性を拾ったのだが、その女性がユリだった

 

みるめは、39歳のユリに惹かれ、ユリもそれを楽しむかのように深い仲になっていく

 

ショックを受けるえんちゃんと、それを心配する堂本は、それでも三人の関係も何とか維持しようと気を吐くも、みるめは心ここに在らずといった風

 

ところが、実はユリには猪熊という旦那さん(あがた森魚)がいることがわかり、、

 

 

 

 

主演が松山ケンイチ永作博美ということになっているけれど、みるめとユリの関係は「年上の女性に夢中になる若者」というパターンで理解しやすく、面白いのはその関係にやきもきするえんちゃんで、彼女が実際の主役なのだろうと思いながら観た

 

それぞれが、当初思い描いていた形には収まらないながらも、何となく満足しているような(そうでもないような)エンディングの余韻が残る感覚が良かった

 

観終わって、尚、このタイトルじゃない方が良いと思った(しつこいな)

 

 

明日は、アパラチアン・トレイルに関する映画をご紹介

 

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