無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1104. 白蛇 縁起

引用元:white-snake.jp

 

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中国のアニメ会社(追光動画)とワーナーが組んだフル3DCGアニメ

 

 

唐の時代

 

300年にわたる唐の歴史は、初唐、盛唐、中唐、晩唐の四つに分けられる

 

本作は晩唐(9世紀半ばから10世紀初頭)のお話

 

 

皇帝が不老不死の力を得るために、人々に蛇を捕獲させている国師(高僧)

 

その命を狙おうとする、少女の姿をした白蛇の妖怪・白(はく)だったが、反撃を受け船から転落し、記憶を無くしてしまう

 

逃亡を余儀なくされた白だったが、村に暮らす少年・宣(せん)に助けられ、彼と一緒に記憶を取り戻す旅にでる

 

 

ストーリー以前に、アニメーションのクウォリティに圧倒されてしまう

 

肌の色や森林の緑、そして人の動きなど「これ以上は無いのでは?」と思わせる、というか、ドローンを飛ばして撮影したかのようなカメラワーク(カメラじゃないけど)なども含めて、「リアルを超えた」映像を観ている感覚になる

 

リアルを超えた、というのは(映像的な技術の高さには関係なく)リアルから遠ざかっているのだけれど、映画に限らず人間の試みとしては技術的に可能な範囲で「行くところまで行く」のだろうな、と感じた

 

一方で(首から下のリアリティ度合いに対して)デフォルメされた顔の描き方には、違和感とまではいかないけれど単純に疑問

 

多くの人が「ちょっとディズニーみたい」と思うだろうし、ワーナーブラザーズとしては、それは一番言われたくないところだろうに

 

 

明日は、アルファベットの国ならでは映画をご紹介

 

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