無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1133. 早熟のアイオワ

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引用元:Yahoo.co.jp

 

「早熟のアイオワ

 

原題「THE POKER HOUSE」(ポーカーや売春目的に集まる場所)だとカード・ゲームの話みたいだから、邦題を考える必要はあるだろうけれど、どうしてこんなタイトルになるのか、、そもそも意味不明だし

 

 

アイオワと聞いても、大統領選挙の時に話題になる(アイオワ州党員大会を皮切りに選挙戦がスタートする)くらいで、他にはアイオワ・ボブ(「ホテル・ニュー・ハンプシャー」の登場人物)くらいしか思い浮かばない

 

ちなみに ↓ がアイオワ州

 

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時代は1976年、アイオワ州のカウンシルブラフスという街に住む少女アグネス(ジェニファー・ローレンス)は14歳

 

母のサラ(セルマ・ブレア)とふたりの妹(ソフィア・ベアリーとクロエ・グレース・モレッツ)とポーカーハウスで暮らしていた

 

夜になるとサラは、恋人かつ胴元のデュバル(ボキーム・ウッドバイン)に言われるままに売春をさせられていた

 

子どもたちに対してもそんな生活を恥じることもなく、アグネスには「お前も早く売春して家計を助けるのよ」と迫る始末

 

 

 

とにかくまともなオトナがひとりも出てこない映画

 

ラストシーンでは三姉妹が車の中で「Ain't No Mountain High Enough」を歌っている

 

部屋にもマーヴィン・ゲイやスティービーワンダーのポスターが貼られていたから、みんなソウル・ミュージックが好きなのだろう

 

ロリ・ペティ監督の自伝と聞き、そのヘヴィな内容に圧を感じながらの鑑賞だったけれど、このシーンには救われた

 

2009年の作品

 

 

明日も、ソウルの名曲(というか同じ曲)が使われている映画をご紹介