
引用元:Yahoo.co.jp
「早熟のアイオワ」
原題「THE POKER HOUSE」(ポーカーや売春目的に集まる場所)だとカード・ゲームの話みたいだから、邦題を考える必要はあるだろうけれど、どうしてこんなタイトルになるのか、、そもそも意味不明だし
アイオワと聞いても、大統領選挙の時に話題になる(アイオワ州党員大会を皮切りに選挙戦がスタートする)くらいで、他にはアイオワ・ボブ(「ホテル・ニュー・ハンプシャー」の登場人物)くらいしか思い浮かばない
ちなみに ↓ がアイオワ州

時代は1976年、アイオワ州のカウンシルブラフスという街に住む少女アグネス(ジェニファー・ローレンス)は14歳
母のサラ(セルマ・ブレア)とふたりの妹(ソフィア・ベアリーとクロエ・グレース・モレッツ)とポーカーハウスで暮らしていた
夜になるとサラは、恋人かつ胴元のデュバル(ボキーム・ウッドバイン)に言われるままに売春をさせられていた
子どもたちに対してもそんな生活を恥じることもなく、アグネスには「お前も早く売春して家計を助けるのよ」と迫る始末
とにかくまともなオトナがひとりも出てこない映画
ラストシーンでは三姉妹が車の中で「Ain't No Mountain High Enough」を歌っている
部屋にもマーヴィン・ゲイやスティービーワンダーのポスターが貼られていたから、みんなソウル・ミュージックが好きなのだろう
ロリ・ペティ監督の自伝と聞き、そのヘヴィな内容に圧を感じながらの鑑賞だったけれど、このシーンには救われた
2009年の作品
明日も、ソウルの名曲(というか同じ曲)が使われている映画をご紹介