無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

791. ラスト・ムービースター

f:id:desertislandmovie:20211201135837j:plain

引用元:amazon.co.jp

 

2017年のアメリカ映画

 

 

バート・レイノルズ

 

 

大学時代にはアメフト選手として活躍するも、怪我により演劇に転向し1972年に映画「脱出」でブレイク

 

その後、数々のアクション映画の主演を務め、1978年から4年連続で最も興行収入に貢献したハリウッド・スター

 

 

そんな彼が、その後の長い低迷期を含めた自身のキャリアをほぼそっくりセルフ・コピーした作品

 

 

 

かつての映画スター、ヴィック・エドワーズの元に一通の招待状が届く

 

それはテネシー州ナッシュビルからの映画祭への招待で、ヴィックに特別功労賞を贈りたいとされていた

 

また歴代の受賞者リストには、ロバート・デ・ニーロクリント・イーストウッド、そしてジャックニコルソンらが名を連ねていた

 

 

少し怪しみながらも行くことにしたヴィックだったが、ナッシュビルの空港に到着しても迎えのリムジンは見当たらず、仕方なく待つことに

 

 

 

しばらくすると、ボロい乗用車に乗り(彼氏だと思われる相手と)電話を片手に怒鳴りながら、もう片方の手に「Mr. Edwards」と書かれた看板を持った女性がやって来る

 

その女性、リル(アリエル・ウィンター)こそが、この映画祭の主催者ダグ(クラーク・デューク)の妹で、兄からヴィックの運転手兼お世話係を任されていた

 

 

 

 

 

恐ろしく少ない興行収入が記録として残っているけれど、その結果に見合わない良作

 

バート・レイノルズ最後の主演映画といことを差し引いてもお勧めできる

 

バート本人は、低迷期の後に1997年にPTAの「ブギー・ナイツ」で再び復活を遂げているけれど、キャリアの最後をこうした作品で終われるのは本当に幸せなことだと思う

 

 

明日は、その「ブギー・ナイツ」をご紹介(言ってしまった!)

 

www.youtube.com