引用元:Yahoo!映画
1997年のアメリカ映画
長編デビュー作「ハードエイト」に続くPTA(ポール・トーマス・アンダーソン)監督作品
時は70年代後半のロサンゼルス
ナイトクラブでバイトしているエディ(マーク・ウォールバーグ)は、親と暮らす郊外の自宅からバスで通っていた
自然と帰りも遅くなり、勉強もおろそかになっていく毎日
そんなある日、客として来ていたポルノ映画監督のジャック(バート・レイノルズ)の目に留まり、男優としてスカウトされる
ちょうど良いタイミング(?)で母親と大喧嘩してしまい、家を飛び出してポルノ映画の世界に飛び込む
「ダーク・ディグラー」という芸名でエディは次々に主演作をヒットさせ、一気にスター街道を駆けあがっていく
しかし暮らしが派手になるだけでなく、ドラッグに手を染めた頃から横柄な態度が目立つようになる
長編二作目でありながら、既に「PTA組」となる常連俳優たちによる鉄壁のチームワークが出来上がりつつある
その一人、フィリップ・シーモア・ホフマンがホモ役で登場している
その後の名優ぶりはここでは(表面的には)見えないけれど、彼自身は大して変わっていないことが良くわかる
また主役のエディには当初レオナルド・ディカプリオが予定していたところ「タイタニック」のオファーを選択し降板したとか
出演オファーを受けるか否かでキャリアが大きく変わってくるという辺りは、前作「ハードエイト」でバート・レイノルズが身を削って演じたところ
ディカプリオは賢い選択をしたとは思うけれど、もしかしたらもっと面白いキャリアになっていたかもしれない
明日は、スウェーデン映画をご紹介