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2012年の作品
東日本大震災の後、ニューヨークでダンサーとして生活していた長女の高子(渡辺真紀子)は実家のある気仙沼に15年振りに戻ってくる
実家は津波の被害はなかったもののガスも水道も電気も止まっていて空き家状態になっていた
するとそこに次女の伸子(中村優子)がやってくる
彼女も高子が家を出た後すぐ東京に出て結婚生活を送っていた
久しぶりに会ったふたりがぎこちない会話をしているところに三女の里美(藤間美穂)がやってくる
高校生の時に姉二人に置き去りにされて以来、ずっと地元で家を守ってきたという三女は、今頃ノコノコと顔を出してきた二人の姉に「出て行け」と怒鳴りつける
冒頭30分以上もある長回しは、渡辺真紀子のヒステリックで過剰な演技についていくのが大変(演技そのものにも台詞のボリュームにも振れ幅が大きすぎて)
以降は、長女が眠り続け、次女と三女が15年間(特に震災後)どう暮らしてきたかを語り始め、姉妹のギスギス関係にも変化が生まれてくることもあって徐々に面白くなっていく
振り返ってみれば、冒頭の長回しも過剰な演技も全体の中のメリハリとして理解できる
明日は、横浜の劇場で観た映画をご紹介