あ行
引用元:amazon.co.jp 2005年の作品 金曜日、仕事終わりの宮田(中村靖日)は、買ったばかりの、しかも「彼女に出ていかれたばかり」のマンションに帰宅する すると親友の勇介(山中聡)から電話があり、強引にレストランに呼び出される 食事中、勇介は宮田…
引用元:amazon.co.jp 大正15年に生まれで、数え年が昭和の元号と一致している江分利満(エブリマン=every man)の日常を描いた山口瞳の小説が原作 every manという表現はあまり聞いたことがないけれど、意味的にはordinary man(どこにでもいる一般的なひと…
引用元:amazon.co.jp 原題も「EXAM」 =試験(examination)、本作では就職試験 カタカナで「エグザム」と書かれると違和感があるけれど、「イグザム」という表記が定着しているわけでもないのだろう いわゆる「ワンシチュエーション」映画 その舞台は、「…
引用元:filmarks.com 2007年に起こった実際の事件に基づいた作品 ある教授が、入試問題の不備を隠蔽しようとする大学と反目し、解雇される 解雇の無効を主張した裁判でも、意見はまともに扱われず敗訴してしまい、元教授は裁判長に非を認めさせたい一心で、…
引用元:amazon.co.jp 是枝監督作品の中でも観るのがなぜか後回しになっていたところ、同じく四人の女性が描かれている「ハッピー・アワー」(← 名作です!)を観て背中を押されてしまった 鎌倉の古くて大きな民家に住む幸(綾瀬はるか)、佳乃(長澤まさみ…
引用元:amazon.co.jp 1973年のイタリア映画 如何にも70年代イタリアという感じのコミカルなお色気映画 原題は「Malizia」= marice(悪意) そういえば昔、malという接頭辞は「悪い」という意味だと習った覚えがある そういえば、感染症のMalariaも、mal + a…
引用元:myfrenchfilmfestival 再びフレンチフィルムフェスティバルより 20世紀初頭のイタリア北部の町、ウゲッテーラ 住民全員がウゲット姓という、山の斜面にある小さな町は、平らな土地が少ないせいで、農作物の収穫も少なく、隣国のフランスで生活を立て…
引用元:amazon.co.jp 2009年のアメリカ映画 モーガン・フリーマン、マット・デイモン主演で、クリント・イーストウッドが監督した評判の良い作品ながら、10年以上も観なかった理由は 「ラグビーのシーンがショボかったら嫌だな」という単純な懸念 実際には…
引用元:MyFrenchFilmFestival いよいよ今年も My French Film Festival が始まった 2月19日まで、出来る限り他の映画は後回しにして、たっぷり楽しみたい まずは短編から、ということで「女と犬」(↓ は予告映像ではなくフル) 仲の良い女子学生二人組が、…
引用元:amazon.co.jp 1938年の清水宏監督作品 ふたりの按摩、徳市(徳大寺伸)と福市(日守新一) 盲人の彼らは、冬場は南方の宿で、そして夏場になるとこの山間にある温泉街にやって来ては、複数の宿の宿泊客からマッサージの注文に応えていた そんな徳市…
引用元:amazon.co.jp 二十歳の頃、気に入ったアルバムのクレジットを見ると、よく「T・ボーン・バーネット」という名前があった その確率の高さに、途中からは彼のプロデュース作品であれば迷うことなく聴くようになった それくらいハズレが無く、ルーツ・…
引用元:eiga.com 念願だった深谷シネマに行ってきた! 深谷駅には、人混みの激しい渋谷駅から向かったので、解放感が半端ない そしてとにかく、空が高い その混雑した渋谷駅からたった1時間21分で深谷駅、そこから歩いて7-8分で到着した 劇場前には、手書き…
引用元:amazon.co.jp 2023年も残りわずかということで、今年劇場で観た映画ベスト9を挙げてみた 「劇場で観た」という条件付きだから旧作も含まれ、逆に配信で観て感動した作品は含まれないという、何とも身勝手なランキング 興行成績の高い作品や、重厚な…
引用元:amazon.co.jp 最近の楽しみは、毎朝「私の履歴書」を読むこと いつもは、知らない(大企業の経営者とか)オジ様の 自慢話、もとい、苦労話が書かれているから滅多に読まないけれど、倍賞千恵子の連載が始まってからは熱心な愛読者に 倍賞という名の…
引用元:filmarks.com 2014年の作品 東日本大震災から3年 福島で代々農業を営んできた沢田家 自宅が立ち入り禁止区域に指定されてしまい、総一(内野聖陽)は妻の美佐(安藤サクラ)、継母登美子(田中裕子)、幼い娘菜穂(志村美空)と四人で仮設住宅に住ん…
引用元:Yahoo!映画 2001年のフランス映画 原題は「CHAOS」 邦題から想像できる内容通り、と言えばそれまでなのだけれど、想像を遥かに越えて面白かった作品 エレーヌ(カトリーヌ・フロ)は、夫のポール(バンサン・ランドン)と二人暮らし 息子ファブリス…
引用元:ro-yu.com 1954年のアメリカ映画 ヒッチコック作品の中でも、誰もが「片手に入れる」であろう人気作品 という表現は「片手ではとても足りない本数の人気作品がある」ことが前提になるけれど、そんな映画監督は果たして他に何人存在するだろう? 最初…
引用元:GYAO!ストア 2020年のベルギー映画 作品紹介では「コメディ」と書かれていたけれど、欧州基準というか、思っていたよりもヘヴィな内容 アレックスとノエミは30代のカップル 家を建てるお金も少しではあるけれど貯めているし、そろそろ子どもを作ろう…
引用元:tomawari.jp 母親が大きな事件を起こし、幼い頃から児童養護施設で育てられた花(小川未祐) 施設の仕切っている高山さん(芹澤興人)や、同じ様にここに連れて来られた仲間たちにも恵まれ、18歳になった花は、大学への進学、そして施設からの自立を…
週末の朝、高田馬場にある早稲田松竹まで、「ロバート・アルトマン監督特集」を観に行く このミニシアターは、ずっと行こうと思いながら、タイミングが合わず、今回ようやく念願叶った いつも面白い作品を、公開から少し(或いは随分)遅れて、二本立て上映…
引用元:amazon.co.jp 2012年のイギリス・デンマーク・ノルウェー作品 1965年にインドネシアで起こった「9月30日事件」を描いた作品 9月30日事件とは、(スカルノ大統領による)経済政策の失敗に伴う混乱の最中に発生したクーデター未遂事件 これによってイ…
引用元:amazon.co.jp 2016年のフランス・ベルギー・ドイツ映画 ゲーム会社の社長であるミシェル(イザベル・ユペール) 会社では結構なワンマン経営ぶりの彼女は、周囲の社員から恐れられまた多少嫌われてもいる 彼女の父親は、まだ彼女が幼かった頃に連続…
引用元:amazon.co.jp 2011年のポーランド・ノルウェー・アイルランド・ハンガリー映画 アフガニスタンの山岳地帯で三人の米兵と遭遇したムハンマド(ヴィンセント・ギャロ) 幸運にも彼らに見つかる前に、死んでいる兵士が抱えていたロケットランチャーを奪…
引用元:amazon.co.jp 1967年の山田洋次監督作品 瀬戸内海に浮かぶ小さな島での話 島民がコーラやラムネを買いに来る売店兼連絡船の切符売り場となっている待帆亭 その店の主、千造(伴淳三郎)は昼間から焼酎を飲んでは医者の伊作(有島一郎)からその都度…
引用元:amazon.co.jp 1997年のアメリカ映画 音楽担当がマーク・ノップラーというクレジットに惹かれて鑑賞 実のところ、映画のB級感にそぐわないくらいカッコいいサントラ盤だった アメリカの現職大統領が、あろうことか大統領選挙中にセックス・スキャンダ…
引用元:amazon.co.jp 1999年のアメリカ映画 シリーズ第二作ながら、興行収入的には最も成功した 世界征服を目論むドクター・イーブル(マイク・マイヤーズ)が、冷凍睡眠から目覚め地球に戻って来るところから話は始まる タイムマシンを使って1969年に行き…
引用元:amazon.co.jp 1973年の(もちろん)アメリカ映画 1973年といえば「スケアクロウ」、「さらば冬のカモメ」などアメリカン・ニュー・シネマの印象が強いけれど、この年の北米の興行収入ランキングをみると 1. スティング $156,000,000 2. エクソシスト…
引用元:amazon.co.jp 1946年のアメリカ映画 第二次大戦後、南米に逃れたナチの残党を追う作品を、1946年に公開するなんて、改めて昔の映画製作のスピード感には恐れ入る 2015年公開の「手紙は憶えている」という作品でもナチの残党を追うストーリーを扱って…
引用元:amazon.co.jp 15年前くらい前の話 アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火し、欧州中の空港がほぼ閉鎖され、一週間で約10万便が運休した アメリカから帰国途中だったメルケル首相はポルトガルに着陸し、ツアー中のホイットニー・ヒュー…
引用元:amazon.co.jp ハイブランドの服は(近年特に)なかなか買えないし、ハイブランドなら何でも欲しいワケでもない そんな中、少し無理をしても欲しいと思わせる、数少ないブランドのひとつがマルジェラ 本作は、2017年のオランダ映画(日本公開は2019年…