無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

604. 雨あがる

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引用元:amazon.co.jp

 

2000年の作品

 

 

他に類を見ないほどの剣の腕を持つ伊兵衛(寺尾聡)

 

行く当てもなく、妻のたよ(宮崎美子)と一緒に旅をしていたが、川の手前で大雨になり、宿で足止めを喰らってしまう

 

本降りが数日続きとなり、その後水量が下がるまで更に数日は川を渡ることができないと知った伊兵衛は、気分転換に宿の周りを散策する

 

そこで出くわした喧嘩の仲裁をしていると、偶然馬で通りがかった藩主(三船史郎)とその家来たちの目に留まる

 

 

伊兵衛の腕前と人柄に魅了された藩主は、ちょうど後任を探していた剣術の指南役に迎え入れようとする

 

 

 

監督は小泉堯史

 

山本周五郎の原作をベースに脚本を執筆していた黒澤明が、作業の途中で亡くなってしまったのを、その手伝いをしていた小泉が(話やメモ書きなどから)完成させたという

 

 

 

 

最強の剣術士で穏やかな性格ながら「定職に就けないでいる」伊兵衛

 

しばらく観ていると何が災いしているのかわかってくる

 

何事も勝ち過ぎるのは良くない

 

(常勝できない者の僻みではあるけれど)、普段は3勝7敗、否、3敗7分けくらいで良いと思っているし、できるだけ勝ち負けがつく状況に持ち込まないのがベスト

 

 

 

明日は、大好きなポール・ダノ主演作品をご紹介