引用元:filmarks.com
2016年のイギリス映画
原題は「Whisky Galore!」
スコットランドのエリスケイ島沖でのウィスキーを積んだ貨物船の座礁事件をもとにしている
学生の時にスコッチ・ウィスキーがWhiskyで、アイリッシュ・ウィスキーがWhiskeyと習った通り
直訳すると「たくさんのウィスキー」というところか
第二次大戦中、ウィスキーの配給が止まってしまったトディ島
島民たちはまさしくガソリンが切れてしまったように意気消沈してしまう
郵便局長の娘ペギーとカトリーナはふたりとも結婚する予定だったのに、ウィスキー無しでは結婚式はムリ!と島民たちに反対される始末
そんなある日、ニューヨークに向けて出荷された5万ケースのウィスキーが島の近くで座礁する
島(というかスコットランドやアイルランド)では、ウィスキーは単なるお酒ではなく、日常を豊かにしてくれるものであり心を落ち着かせてくれるもの(時々、飲み過ぎて余計なことを言ってしまい、喧嘩したりもするけれど)
男女も年齢も関係なく、代々そうして嗜まれてきた文化があることが羨ましい
(食べながら飲むことが多いから)普段はビールやワインを飲むことが多いけれど、純粋に飲む(だけ)、という時にはウィスキーがあると嬉しい
少しお腹が空いている時にロック或いはストレートで飲むと、本作に登場する島の人たちの気持ちがわかるほど美味しく感じられる
鑑賞後の勢いで、久しぶりにスコッチ・ウィスキーを買ってみた
お手頃価格のブレンドだけど、毎日少しづつ楽しもう