無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

た行

982. ドライビング Miss デイジー

引用元:filmarks.com 学生時代に京都の映画館で観た思い出の作品 当時はモーガン・フリーマンのことも知らず 人種差別についても教科書で習った範囲でしか知らず 果たしてどのくらい作品を理解できたのか疑問ではあるけれど、アカデミー作品賞を獲った素晴…

973. ダゲール街の人々

引用元:filmarks.com パリのモンパルナス フランスの西部や南部に行く列車のターミナル駅があるので、何度か行ったことはあるけれど、いつも早朝(そして夜戻って来る)なので街並みをちゃんと見たことが無い アニエス・ヴァルダ監督は、モンパルナスにある…

961. 透明花火

引用元:Yahoo.co.jp 2018年の作品 野本梢監督初の長編映画 都内に暮らしている「もがくように」生活している人たちが、最後に花火大会に辿り着くまでを淡々と描いた作品 痴呆症の祖母の面倒を見ながらふたりで暮らしている24歳の圭太は、ナンパ塾と称してモ…

948. 鉄くず拾いの物語

引用元:filmarks.com 2013年、ボスニア・ヘルツェゴビナ・フランス・スロベニアの合作 ボスニア・ヘルツェゴビナに住むロマ族のナジフと妻のセナダは、ふたりの娘と四人で貧しいながらも幸せに暮らしていた ナジフは拾った鉄くずを売ることで何とか生計を立…

946. 追憶

引用元:amazon.co.jp 「追憶」で検索すると、ロバート・レッドフォードの「追憶」が上位に表示されてしまう それも無理もないくらいに有名な洋画の邦題があるのだから、どうしてわざわざ同じタイトルにしたのだろうか? 内容が素晴らしいだけに勿体ない気が…

941. 魂のゆくえ

引用元:映画.com 原題の「First Reformed」とは、本作の主人公、トラー牧師(イーサン・ホーク)が務めている第一改革派教会(First Reformed Church)から ニューヨーク州北部の長閑な町にある、ファースト・リフォームド教会 真面目な性格で、周囲からの…

930. 天使の分け前

引用元:amazon.co.jp 大して飲まないけれど、普段はビールやワイン、シャンパンを飲む ウィスキーも同じくらい好きだけど、(氷とか)準備が面倒で、飲む頻度は低い ところが、コロナ禍も二年目を迎えた2021年に、突然深みにはまってしまった 特にスコット…

911. ダム・マネー ウォール街を狙え!

時代遅れで倒産間近と噂されていた、ゲームソフト販売会社「ゲームストップ社」 この会社を愛する、マサチューセッツに住む「ちょっと変わった」会社員キース(ポール・ダノ)は、全財産である5万ドルを注ぎ込み、動画配信の中で如何にこの会社が過小評価さ…

900. 誰かがあなたを愛してる

引用元:amazon.co.jp ブルックリン・ブリッジが好きだ バランスの良いフォルム、ゴシック調のデザイン、歴史を感じさせる風格(1883年に完成) 富士山の様な美しさを持つ橋 もちろん数多くの映画の中にも登場する 「サタデー・ナイト・フィーバー」や「ソフ…

898. 友だちのうちはどこ?

引用元:amazon.co.jp 1. 何度も同じ話をする 2. 横暴な態度をとる 3. 絶対に間違いを認めない 4. 意見を押し付けてくる 5. 人を見下す 6. 思い通りになると勘違いしている 7. 妻に罵声を浴びせる 8. 老人への気遣いが足りないと思っている 9. 老人扱いされ…

897. ツレがうつになりまして。

引用元:amazon.co.jp 2011年の作品 ずっと前から観ようとは思いながらも 「元気のある時に、、」 と言い訳(いつも元気なクセに)してきたけれど、やっと観ることができた PCのコールセンターで働く幹夫(堺雅人)は、仕事もソツなくこなし、朝は自分でお弁…

894. 東京家族

引用元:Yahoo!映画 2013年の山田洋次監督作品 子供たちはみな東京で独立、或いは嫁入りして、今では瀬戸内海に浮かぶ島にふたりで暮らしている老夫婦、周吉(橋爪功)ととみこ(吉行和子) ふたりは、その子供たちを頼って東京見物にやって来る 予定通りに…

890. 天才たちの頭の中 世界を面白くする107のヒント

引用元:amazon.co.jp ドイツ人の映画監督ハーマン・バスケが、世界中を駆け回って、107人に 「なぜあなたはクリエイティブなのですか?」 という質問をしたドキュメンタリー 実際には1000人以上にインタビューを行い、厳選した107人がコメントする映像をま…

886. テルマ&ルイーズ

引用元:amazon.co.jp 1991年のアメリカ映画 この作品はずっと前に一度観ている 劇場ではなくテレビだったか、レンタルビデオだったか いづれにしてもあまり集中して観た記憶はなく、時期的にも、まだブラピのことも知らなかった頃 今回「復習」してみたとこ…

883. TAR/ター

引用元:eiga.com ベルリンフィルの首席指揮者に任命されたリディア・ター(ケイト・ブランシェット) 独自のカリスマ性と音楽的才能、そして彼女に憧れる数多くの奏者、指揮者、関係者を束ねる統率力を発揮する彼女は、レズビアンであることを公表している…

876. 椿姫

引用元:shochiku.co.jp その土地によっていろいろ違いはあるけれど、タクシーの運転手にも結構違いがある 東京に来た時に驚いたのが「必要な会話以外めったにしないこと」 お喋り好きなドライイバーも時にはいるけれど、関西の比ではない 初対面の人と話す…

870. ディーパンの闘い

引用元:Yahoo!映画 2015年のフランス映画 内戦が続くスリランカ 戦況も厳しく、フランスに逃れるために元兵士はディーパンと名乗り、まったくの他人の女性をひとりは妻、そしてもうひとりを娘と偽りスリランカを脱出 それぞれ家族を失った三人が偽装家族と…

859. ドライブイン蒲生

引用元:amazon.co.jp 蒲生の話をする前に、名古屋の映画ファンに向けてお知らせ 今年7月に閉館したシネマテークが、ナゴヤキネマ・ノイ(公式Xアカウント)として、来年2月のオープンを目指しているという クラウドファンディングはコチラ 映画が配信される…

856. トラック29

引用元:amazon.co.jp 冒頭のシーン 母親探しの旅に出たひとりの青年が、ヒッチハイクをしようと親指を上に突き出している そのバックにはジョン・レノンの「マザー」が流れている Mother, you had me but I never had youI wanted you, you didn’t want meS…

853. トウキョウソナタ

引用元:Yahoo!映画 2008年の日本・オランダ・香港映画 都内の健康機器メーカーで総務部に勤めている佐々木竜平(香川照之)は、都内に一戸建てを持ち、妻の恵(小泉今日子)と二人の息子と四人で暮らしている 仕事にも家庭にも何の問題も無く、自分は理想的…

839. トリコロール / 赤の愛

引用元:filmarks.com 1994年の三部作最終章 今回のテーマは「博愛」 大学生のヴァランティーヌ(イレーヌ・ジャコブ)には、付き合っている彼が居るものの遠距離で、しかも司法試験に向けて勉強中とあって会うこともままならない 電話で話すだけの彼は疑い…

838. トリコロール / 白の愛

引用元:amazon.co.jp 1994年の三部作、二作目 「青の愛」の直後に鑑賞したこともあって、監督の意図というかいろんな仕掛けがよく分かった 今回は白ということでテーマは「愛の平等」 ポーランドからやってきたカロル(スビグニェフ・ザマホフスキ)は、理…

837. トリコロール / 青の愛

引用元:amazon.co.jp 欧州、その中でも特にフランスとイタリアで使われる青の種類の多さ、微妙な色味へのこだわりには感心させられる スカーフやネクタイだけを見ても、例えば「青」だけでも何(十)種類も存在するし、微かな違いが見栄えを大きく左右する …

831. 体操しようよ

引用元:taiso-movie.com 2018年の作品 とある海沿いの町に娘とふたりで暮らす佐野道太郎(草刈正雄) 妻を早くに亡くし、文具メーカーで38年間無遅刻・無欠勤で働き続け、めでたく定年退職 堅物で愛想の無い道太郎は、仕事にすべてを捧げてきた割には大した…

827. テルアビブ・オン・ファイア

引用元:new-movie.info イスラエルとパレスチナ、ユダヤとアラブをこんな日常レベルでコミカルに描いた作品があるのか、と驚かされた2018年のルクセンブルク・フランス・イスラエル・ベルギー作品 サラームは、これまで真剣に仕事に向き合ったことがなく、…

817. 月

日帰りできるミニシアター行脚ということで、あつぎのえいがかんkikiにて鑑賞 小田急本厚木駅から徒歩5分くらいの場所にある、学園祭のような雰囲気のある劇場 受付の前には、こんなスペースも ↓ 上映のリクエストにちゃんと応えて、しかもスタッフのコメン…

808. 多羅尾伴内

引用元:amazon.co.jp 1978年の作品 多羅尾伴内という名前は高校生の頃から知っていたけれど、それはミュージシャン大滝詠一がアレンジャーとして使っていた変名として 名前の由来について気にしたこともなかったけれど、片岡千恵蔵、後に小林旭主演の映画の…

807. 月極オトコトモダチ

引用元:Yahoo!映画 2018年の作品 穐山茉由監督による初の長編 そろそろ30歳になる那沙(徳永えり)はいつか作家になりたいという夢を持ちながらWEBマガジンの編集者として働いている 新しい特集のテーマを探していたところ、職場の後輩と行った銀座コリドー…

804. 太陽がいっぱい

引用元:filmarks.com 1960年のフランス・イタリア映画 大学生になって、自分が好きな時間に好きな映画を(ビデオで)観られるようになる前、テレビで何度か観た作品 海から死体があがってくるエンディングが強烈に印象に残っている 洋画の原体験的な作品で…

775. 冬冬(トントン)の夏休み

引用元:filmarks.com 1984年の台湾映画 冬冬なのに夏?と一瞬思ってしまうけれど、本作はホウ・シャオシェン監督自身の幼少の頃の夏の思い出 小学校を卒業した冬冬(ちなみに台湾では学校の年度は8月スタート) 父は病気で入院している母の看病で忙しいため…