引用元:Yahoo.co.jp
ニュージャージー州からニューヨーク(マンハッタン)に行くには
1. 橋(ジョージ・ワシントン・ブリッジ)
2. トンネル(ホランド・トンネル)
3. フェリー(NY ウォーターウェイ)
という手段がある
ニュージャージーに住んでいた頃は、一番便利な橋を使っていたけれど、時間に余裕があって、マンハッタンの中を車で移動したくない(最悪な交通マナーの中を運転するにはテンションを上げないとしんどい)時は、車をハドソン川岸に駐車して、フェリーを使った
そして、滅多に使わない手段がトンネル
橋やフェリーに飽きた時や、前もって橋が渋滞しているとわかった時だけ、数回使った
開通は1927年(昭和二年!)という古いトンネルで、薄暗く圧迫感のある長い川底の道を、車で走るのはあまり気分の良いものではない
「ここで事故ったら嫌だなあ」
と(この映画の存在を知らずに)何度も思ったもの
産業廃棄物を違法に処分する(捨てる)ために、マンハッタンからニュージャージー州に向かっていたトラック
運転手は「ワシントンブリッジが渋滞しているから」と、ホランド・トンネルを選択
ところが、パトカーに追いかけられていた逃走車が、そのトラックに激突
荷物に引火し、大爆発してしまう
タクシー運転手のキット(シルベスター・スタローン)は、たまたま客を乗せてトンネルに入ったところで、この爆発事故に巻き込まれてしまう
かつて緊急医療班の隊長を務めていたキットは、トンネル内に閉じ込められてしまった多くの人を助けようと、現職の隊長に訴えるも、部外者扱いをされてしまう(そりゃそうだ)
もちろん、主演のスタローンは、そんな逆境にも負けないで、多くの人命を救い、最後は担架に乗せられ救急車に搬送されていくのだが、そのショットの背景にハドソン川、そしてその向こうにワールドトレードセンター・ビルが映っているのが、何ともやるせない
明日は、オトナになってもまだまだ成長過程だな、と考えさせられる邦画を