無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

34. パターソン

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前回、ペンシルヴァニア州のパンクストーニーに行ったという話をしたけれど、その時に住んでいたのが隣のニュージャージー州

 

パターソンという町は、隣の隣のそのまた隣にあり、車で15分くらいの距離だった

 

その割にパターソンのことをあまり知らないのは、当時はあまり治安のよい場所とは言えなかったから

 

本作が、2016年に大好きなジム・ジャームッシュ監督の作品として上映された時には、「もっと行っておけば良かった」と心底後悔した

 

 

 

住んでいる場所と同じ名前を持つパターソン(アダム・ドライバー)はバスの運転手

 

パターソンに住むパターソンさんの仕事は運転手で、演じている役者の名前はドライバーさん(笑)

 

毎日詩を書いて、愛犬の散歩に出かけ、行きつけのバーに寄って愛妻と過ごす

 

バスの運転を淡々とこなす様に、毎日の行動も決められた通り変わることなく行われる

 

そんな規則正しい生活は、人によっては息が詰まるかもしれないけど、パターソンにとってはそれこそが心地よい過ごし方で幸せを感じている

 

毎日のルーティンの中にもちょっとした変化や新しい気づきは常にあって、それを楽しむことができるパターソンにとっては、これ以上ない充実した生活なのかもしれない

 

そういった些細な変化に気づいて楽しむことができるのは、パターソンが詩を書いているからなのかもしれない ちなみにビートニクを代表する詩人のアレン・ギンズバーグもパターソンの出身

 

パターソン的な生活も良いなあと憧れつつ、彼ほどオン・オフを徹底するのは職種を選ぶよなあ、、

 

 

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