無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

524. トゥー・ラビッツ

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引用元:filmarks.com

 

2011年のブラジル映画

 

サンパウロが舞台というのに惹かれて、、と3連続で場所優先な鑑賞

 

人口1200万人を抱える大都市で、人口密度も7,900/km2と高い(ちなみに東京の人口は約1400万人で密度は6,400/km2) 割には、

 

「ブラジルと聞いてイメージするものは?」

 

の中にサンパウロに関するものが浮かんでこない

 

リオやサルバドール、イグアスの滝にアマゾン(マナウス)、、

 

サッカーが好きならサンパウロFCコリンチャンスパルメイラスなどのサンパウロをホームとするクラブを思い浮かべる人はいるだろうけれど、他にはパッと思う浮かばない

 

ずっと「いつか行きたい国」の最上位にありながら、サンパウロについては殆ど知らない負い目(?)から本作を鑑賞 

 

 

 

 

久しぶりにサンパウロに戻ってきたエヂカール(フェルナンド・アウヴェス・ピント)は、自宅に籠りテレビゲームとエッチなサイトを見て過ごす無為な毎日を送っている

 

そんな彼にも自分の行き詰まった人生や腐敗した社会への怒りがあり、ITオタクならではの専門知識でギャングから大金をせしめて政治家も懲らしめる計画を練っていた

 

数年前に人身事故を起こしたエヂカールは、父親のとりなしで汚職議員の権力に頼って実刑を逃れしばらくアメリカに身を潜めていた

 

 

検察局に勤めている検事のジュリア(アレサンドラ・ネグリーニ)は真面目そうな外見とは裏腹にギャングと繋がっていて、しかも弁護士である夫はギャング側の弁護を担当して互いに私腹を肥やしていた

 

そんなある日、ギャングのボスであるマイコンとの関係を疑われ、ジュリアの職場に内部調査が入ることが決まる

 

 

 

 

先述したサンパウロに関する勉強という面では消化不良ではあるけれど、街並みや住民の様子などは観られたし、映画の中の誇張された出来事からも嗅ぎ取れたものはあったと思う

 

「ブラジル版タランティーノ」と称されているだけあってスリリングな作品を楽しめた

 

ネットにはハリウッドがリメイクするとも書かれているけれど、いつ頃公開されるのだろう

 

ジュリア役によってはガラッと印象の替わる期待もあるから是非観てみたい 

 

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