引用元：filmarks.com
2000年のアメリカ映画
腕のいいシェフ、ウード（エドアルド・バレリーニ）は、父が創業し経営するニューヨークの四つ星イタリアン・レストランの料理を任されている
彼の革新的かつ芸術的な料理は評論家の人気を博してはいたけれど、父のルイス（ダニー・アイエロ）は伝統的な家庭料理を振る舞っていた自分の店の料理が大きく変わったことを快く思っていなかった
それもあって息子よりも伝統料理に理解を示す副料理長のダンカンを可愛がるも、彼のギャンブル好きは手の付けられないレベルにまで達していて、胴元とトラブルを起こしたせいでルイスの親友が殺されてしまう
そんな人気レストランのある平日の夜、慌ただしい「ディナー・ラッシュ」の中、懸命に働く従業員たち、料理評論家、常連客たちが交差する中、マフィアの二人組が店に客として訪れる
落ち着いて鑑賞するのが難しいくらい、常に慌ただしい店内の様子が描かれる
こういうのを観ると（料理の腕に加えて、こんなスピード感で臨機応変な対応を求められるのは）厳しい職場だなあ、と唯々尊敬する
家庭の夕食でもパニクるというのに、その数十倍の人数に出来立ての料理を振舞うなんて、想像するだけでも身震いしてしまう
さらに面倒な客や、うるさい評論家、トラブルを起こす従業員の世話までしなければいけないなんて（相当なアドレナリンが出ていないと乗り切れない？）
そういえば、ダニー・アイエロは「ドゥ・ザ・ライト・シング」でもピザ屋を経営していたなあ（店の規模と価格帯は随分違うけれど、、）
明日は、絶景が楽しめるペルー映画を紹介します
