引用元:videomarket.jp
2019年のペルー映画
周囲から孤立して生活している漁夫のアトカ
妻(と思われる)のアガは重い病気で生死を彷徨っている
イヌイットの言い伝えでは
「死者の魂は新たに生まれる子孫の一部になる」
と言われるが、アガには子供がおらず、彼女の魂はアラスカ、ナミビア、インドネシア、タヒチ、そしてペルーの海と共存している人たちを渡り歩く
というスピリチュアルな世界観を、ストーリーよりも大自然の圧倒的な映像美で綴っていく
海をキーワードにした「5編のショートストーリーから成るオムニバス」とも、または「アガの魂のロードムービー」とも言える
そうしたストーリーを口実に(?)唯々、大自然の映像美を堪能することが出来る作品でもある
まだ行ったことの無い場所、見たことのない景色があるのは、生きる望みになるのだなあ、と改めて感じた
明日は、イタリアらしいイタリア映画(?)をご紹介