無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1007. 誰もがそれを知っている

引用元:filmarks.com

 

今は家族でアルゼンチンに住んでいるラウラ(ペネロペ・クルス)は、妹の結婚式の為に娘のイレーネ、息子のディエゴとスペインに帰省する

 

夫は仕事で参加できないことにしているが、実は事業に失敗して以来、この二年間失業中でアルゼンチンに残してきた

 

家族と、またかつての恋人で今はラウラの家族から買い取った農地でワイン事業をしているパコ(ハビエル・バルデム)との久しぶりの再会を喜んでいたのも束の間、パーティーの途中で気分が悪いと部屋に引き揚げ眠っていた娘のイレーネが行方不明になってしまう

 

家族とパコで探し始めるも見つからず、やがてラウラの携帯に身代金要求、そして警察に言えば娘の命はないと脅迫するメッセージが届く

 

 

当初は犯行の手際の良さやその計画性などからプロによる犯行と思われていたが、途中から犯人からのメッセージがラウラだけでなく、パコの妻であるベア(バルバラ・レニー)にも同じ内容のものが届くようになり、身内(或いは近しい人間)による犯行の可能性も見えてくる

 

 

誘拐事件をきっかけに、これまで抱えてきた不満が(清々しいほどに)次々と吐き出される

 

よくもこんな想いを抱えてこれまで仲良く生活してきたなあ、と感心してしまう

 

 

明日は、ポール・ニューマンの主演作を紹介します

 

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