無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1015. 悪人

引用元:amazon.co.jp

久留米から福岡に出てきて保険の外交員として働いている佳乃(満島ひかり)は、仕事よりも遊ぶことに夢中

 

出会い系サイトを使って複数の男性とコンタクトするも、意中の男以外にはぞんざいな態度で接していた

 

ある夜、そんな「佳乃が気乗りしない男」土木作業員の祐一(妻夫木聡)と会う約束をしていたところ、偶然に意中の大学生の圭吾(岡田将生)を見かける

 

佳乃は、車で遠くから来た祐一に「急用」と嘘をつき、圭吾の車に乗ってしまう

 

佳乃の言い草に頭に来た祐一は、ふたりの車を追って山道を走って行く

 

 

 

数日後、祐一の携帯に出会い系に登録している女性からメールが届く

 

送信者の光代(深津絵里)は、紳士服の店舗で働いているが、出会いの少ない地元にずっと暮らし淋しい思いをしていた

 

 

 

 

「誰が、本当の悪人なのか?」

 

というコピーが ↓ の予告動画にあるけれど、個人的には端役の〇〇と、更に端役の〇〇が思い浮かぶ(オチを書いてしまうことになるの〇〇とします)くらいに、「動機のある実行犯よりも、無実の誘導者」の質の悪さに腹が立つ

 

こういうことって実社会でもたくさんあるんだろうな

 

 

 

ブラックな妻夫木聡にチャラチャラした役の満島ひかりという点では、「愚行録」を思い出させる

 

主演の深津絵里については、淋しい毎日を送っていたとしても出会い系サイトに登録して異性に溺れる役柄に最適のキャスティングとは思えず(という認識にも自信はないけれど)、演技には一切の不満はないのに、他の俳優で観てみたい気がした

 

もう少し地味目ながらそういう行動を起こしても不思議ではないと思わせるキャラクターがベストなのだろうけれど、、やはりキャスティングは難しい

 

 

明日は、1990年代感溢れる、漫画が原作の邦画をご紹介

 

www.youtube.com