無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

691. 世界の涯ての鼓動

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引用元:filmarks.com

 

2017年の作品

 

先日観た「PERFECT DAYS」を除くと、最近のヴィム・ヴェンダース監督作品にはすっかりご無沙汰していて、妙な新鮮味を感じつつ鑑賞

 

 

ノルマンディの海岸沿いにあるリゾート・ホテル

 

生物学者のダニー(アリシア・ヴィキャンデル)は、数日後に「生命の起源を解明する調査のため」、グリーンランドの深海に潜ることになっている

 

その前の準備とリラックスも兼ねて、出発までこのホテルに宿泊していた

 

早朝、海岸を散歩していると、ジョギング中の男性ジェームズ(ジェームズ・マカヴォイ)に声を掛けられ、アニーは挨拶程度の会話をする

 

ホテルに戻ると、同じタイミングでジェームズもフロントに戻っており、ふたりはランチの約束をする

 

ところが、ジェームズはダニーについて質問するものの、自分については話したがらなかった

 

彼はMI-6の諜報員で、テロを阻止する任務のために、数日後ソマリアに行くことになっていた

 

 

 

近年のヴィム・ヴェンダース監督作品の印象が薄いせいか、クリアに感じられる映像に違和感と、嬉しさを感じながら鑑賞

 

しかし、主演の二人のキャラクター設定がカッコ良過ぎることと、彼らの内面が見えてこないせいで、人間ドラマ的には少し消化不良

 

彼らのファンからすれば、ヴィム・ヴェンダース作品は好みではないだろうし、ヴィム・ヴェンダース監督のファンからすれば、キャスティングに違和感(お洒落過ぎる?)があるかもしれない

 

 

 

原題は「Submergence」= 潜水

 

頑張ってくれた跡を感じさせる邦題

 

 

明日は、スピード勝負な映画をご紹介