無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

211. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル

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引用元:amazon.co.jp

 

2003年のアメリカ映画

 

テキサスの大学で哲学を教えている人気教授のデビッド・ゲイル(ケヴィン・スペイシー)は、死刑制度に反対する活動をしている

 

プライベートでは妻と息子を愛する、理想的な父親のはずだったのに、同じ活動をしていた女性をレイプして殺害したという罪で、死刑宣告を受けてしまう

 

このまま死刑が執行されてしまうと思われた執行の三日前、デビッドから(高額な報酬と引き換えに)有名誌の独占インタビューを受けても良いという話が、記者のビッツィー(ケイト・ウィンスレット)に入る

 

当初はデビッドのことを信用していなかったビッツイーも、彼の話を聞くうちに確信が揺らいでくる

 

 

 

 

冤罪や死刑制度をテーマにした作品だから、ついその是非を問うモードで鑑賞してしまう(そりゃそうか)けれど、正解を求める意識で観るのは違う作品

 

殺人犯が「死刑」になれば罪を償えるというわけでもないし、反省の色が見えれば「生き続けて良い」という判断を下して良いわけでもない

 

そして倫理的な観点からの議論と、死刑制度の影響(将来の犯罪発生率など)を考慮した議論とを同じ土俵に乗せるという、ある意味乱暴な議論を慎重に行い「判断難しいよね」ではなく「判決」しなければいけない

 

自分にとって死刑制度の是非が重要な問題だと思えば、アメリカでは住む州を選ぶことも可能(ニューヨーク、マサチューセッツ、ハワイなどは廃止しているし、カリフォルニア、フロリダ、テキサスなどは存置している)

 

2020年7月に亡くなった、アラン・パーカー最後の監督作品

 

数年後にまた観たい作品 

  

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p.s. ヴィム・ヴェンダース監督の10作品が渋谷のBunkamuraにて11/5から「レトロスペクティブ ROAD MOVIES / 夢の涯てまでも」と題して上映されている

 

三回分のチケットは購入したけれど、果たして何本観られるかスケジュールを睨んでいるところ

 

今回観られる10作品の中で唯一観たことがない「夢の涯てまでも」は必須としても、他にどれだけ観られるだろうか、、、いろんな事を投げ捨てて劇場で暮らしたい

 

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