
引用元:video.unext.jp
ベトナム戦争を描いた映画は、いったい何本存在するのだろうか?
思いつくだけでも
ディア・ハンター 1978
地獄の黙示録 1979
ランボー 1982
プラトーン 1986
グッドモーニング、ベトナム 1987
フルメタル・ジャケット 1987
7月4日に生まれて 1989
フォレスト・ガンプ / 一期一会 1994
戦闘シーンを中心にしたもの、兵士が負った心身の傷に迫ったもの、息子や夫を失った家族について触れたものなど、恐らくこの数(十?)倍の作品数が公開されているのだろう
観る人によって、戦闘シーンに興奮したり、軍隊という異常な世界での心理描写を重視したり、国で兵士を待つ家族や恋人の姿に惹かれたり、、好きなベトナム戦争映画といっても多岐にわたるだろう
ここまで多種多様に描き尽くされたテーマだと、「どう描くのか」という監督の腕の見せ所になる(まるで古典落語の世界だ)
原題は「RESCUE DAWN」
ヴェルナー・ヘルツォーク監督が、究極なまでにリアリティを追求し、捕虜になった米軍兵のディーター・デングラーの実話から、脚本まで担当した作品
ベトナム戦争が泥沼の状況に陥る前の1965年
米兵パイロットのディーター(クリスチャン・ベール)は、ラオスで撃墜され、捕虜としてジャングルの中の収容所に連行されてしまう
収容所には、捕虜として最低限の生活を強いられている米軍兵の仲間たちが居たが、彼らは過酷な(長時間手足を縛られ、最低限の食料しか与えられない)生活により、心身共に疲弊していた
都合の良いエピソードが続くわけでもなく、戦況を俯瞰できるシーンも無く、只々脱走した捕虜の目線で描かれていく
起承転結や伏線回収的な楽しみ方が好きな人にとっては、「タイトルの通り、戦場から脱出するだけじゃないか」という不満も聞こえそうなくらい、評価は分かれるだろうけれど、個人的には上記のリストに加えられる意義のある作品だと思った
明日は、和平交渉の難しさを描いた作品をご紹介