引用元:hulu.jp
ロンドンで小さな中古車店を経営しているテリー(ジェイソン・ステイサム)
昔はケチな詐欺犯罪を繰り返していたが、今は家族の為に足を洗っている
しかし、肝心の仕事の方は資金繰りが厳しく、取り立て屋から再三の嫌がらせを受ける毎日
そんなテリーの元に、昔の仲間でモデルのマルティーヌ(サフロン・バロウズ)がやって来て、銀行強盗を持ち掛けてきた
マルティーヌに惚れた警備会社の男からの情報で、装置の交換を行う束の間に、銀行の地下倉庫を襲うという計画
警報システムが作動しないことに加え、貸金庫には公にできない資産が預けられている場合が多く、被害届で出難いという利点もあるということで、仲間と共に計画を練る
そして9月のある日曜日、テリーたちはベイカー・ストリートにあるロイズ銀行の2つ隣の店の地下から掘り進めていたトンネルから、銀行に侵入し、貸金庫にある現金や宝石を手にする
狂喜する仲間たちの中で、ひとつの貸金庫に集中していたマルティーヌは、そこから何枚かの写真を入手する
犯人グループと警察という構図ではなく、写真の入手を企む組織も絡み、現金、宝石、そして写真、、、どれが一番価値があって、どれが一番危険なのか?
1971年のロンドンで実際に起こった強盗事件をベースにした作品
100人以上の被害者が届を出さな(出せな)かったという
貸金庫を使うようなお金持ちには、深い事情があるのだろうけれど、公にできないものを銀行に預けようという発想が(貸金庫とは無縁の庶民には)理解できない
貸金庫といえば、今年日本の都市銀行でも窃盗事件があったけれど、「いろいろと信用しちゃいけないなあ」と思わせるニュースだった
明日は、北朝鮮の実情を世界に発信した作品をご紹介