
引用元:video.unext.jp
原題は「Manglehorn」
マングルホーンという名の、老いた男(アル・パチーノ)は、鍵屋を営んでいる
折り合いの悪い息子(クリス・メッシーナ)とは疎遠で、離婚した妻とは僅かなやりとりさえも無い
生活の中の潤いといえば、毎週行く銀行の窓口のドーン(ホリー・ハンター)と交わす雑談という、かなり淋しい毎日
ある日のドーンとの会話で、いつも通っているカフェの話をしたところ、彼女がそのカフェにやって来たことから、ふたりは少し親密になる
後日、ふたりはレストランで食事をすることになり、ドーンは前夜に寝られない程に楽しみにしていたというのに、マングルホーンの会話はかつて愛した女性の話ばかり
歳を重ね、頑なになった老人が、人の優しさに触れて心を開いていくという、(割とよくある)ストーリーではあるけれど、アル・パチーノが演じると、観ていて腹が立つくらいの頑なさで、「ハッピー・エンドでいいのか?」とさえ思わせる
クリント・イーストウッドの同様な作品と比較すると、老害度は低めながら、その自覚も無く、ちょっと質が悪い感じの老人を見事に演じているなと思う
明日は、能天気な1962年の日本映画をご紹介