
引用元:shochiku.co.jp
大手企業の課長を務めている耕三(笠智衆)は、妻を亡くして10年経つ
ひとり息子の史郎(石濱朗)と仲良く二人暮らし
毎晩、ふたりとも浴びる様に酒を飲む
親子で飲むこともあれば、耕三は飲み仲間とはしご酒することもしょっちゅう
普段は厳格な耕三だったが、飲むと酒が止まらなくなり、ろれつが回らず大声でわめくようになり、記憶を無くすことも
そんなある日、史郎が「結婚したい」と言い出す
相手は看護婦をしている規子(倍賞千恵子)という女性だと
突然の出来事に驚いた耕三は、
「承知しないぞ、お父さんは今お前とこうして酒を飲んだりして楽しく暮らしているんだ 結婚はまだ少し早いんじゃないか」
と反対するも、史郎は彼女が既に妊娠しているという嘘までついて耕三を説得する
その数日後、史郎が飲み友達とバーに行くと、同じ店に飲みに来ていたプロ野球選手の片岡(津川雅彦)と友人が揉み合いになり、その巻き添えを食った史郎は頭に怪我をし、病院に搬送される
相手は有名人で、しかも酒の席でのこととはいえ、大事な息子が大きな怪我をしたとあって、耕三は告訴しようとするが、球団の監督の古い友人だという会社の専務に丸め込まれてしまい、その上に酒を振舞われてすっかり泥酔してしまう
キャストも素晴らしく、観応えのある映画なのだけれど、社会風刺にしては重い内容で、飲酒について真面目に考えてしまう
商業映画にしては思いの外、笑いへの比重が軽いのは、1945年の「失われた週末」の影響もあるのかも?
明日は、妻の人生を辿る映画をご紹介