引用元:yahoo.co.jp
小さな漁村の警察署に、所長として赴任してきたイ・ヨンナム(ペ・ドゥナ)
若い女性所長が、寂れた何もない村に来たということで、周囲は必要以上に注目し、警戒もしていた
ある夜、彼女は少女が父親らしき男から暴力を受けているのを目撃し、警告を与える
その男は、村で唯一の若者であるヨンハ(ソン・セビョク)で、酒に溺れては暴れる癖はあるものの、村人の仕事の面倒を見たり、血の繋がりもないドヒという少女(キム・セロン)も家に住まわせ、学校にも通わせていた
母親に置いて行かれた14歳のドヒは、他に行き場所もなく、昼間は近所の子供たちから虐められ、夜はヨンハの暴力に耐える毎日に、委縮していた
数日後、再びドビが虐待されているのを目撃したヨンナムは、これ以上放置するわけにもいかず、自身のアパートで暫く面倒をみることにする
そんなある日、若くて美しい女性が、ヨンナムに会いに警察署にやって来る
監督・脚本は、チョン・ジュリ
本作がデビュー作というのに、目立つ粗さも無く、何よりも最後まで惹きつける展開が素晴らしい
今後の作品が楽しみな監督(実際のところ、本作鑑賞後に劇場で観た「あしたの少女」も素晴らしかった!)
虐待される少女役には、「冬の小鳥」でデビューしたキム・セロン
本作が、R-19に指定されたことで、(当時19歳以下だった彼女は)「アジョン」、「Barbie」、「隣人」に続き、本作も観られなかったという
明日は、アガサ・クリスティー原作の映画をご紹介