無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

1363. 私の少女

引用元:yahoo.co.jp

小さな漁村の警察署に、所長として赴任してきたイ・ヨンナム(ペ・ドゥナ

 

若い女性所長が、寂れた何もない村に来たということで、周囲は必要以上に注目し、警戒もしていた

 

ある夜、彼女は少女が父親らしき男から暴力を受けているのを目撃し、警告を与える

 

その男は、村で唯一の若者であるヨンハ(ソン・セビョク)で、酒に溺れては暴れる癖はあるものの、村人の仕事の面倒を見たり、血の繋がりもないドヒという少女(キム・セロン)も家に住まわせ、学校にも通わせていた

 

母親に置いて行かれた14歳のドヒは、他に行き場所もなく、昼間は近所の子供たちから虐められ、夜はヨンハの暴力に耐える毎日に、委縮していた

 

 

数日後、再びドビが虐待されているのを目撃したヨンナムは、これ以上放置するわけにもいかず、自身のアパートで暫く面倒をみることにする

 

そんなある日、若くて美しい女性が、ヨンナムに会いに警察署にやって来る

 

 

 

 

 

監督・脚本は、チョン・ジュリ

 

本作がデビュー作というのに、目立つ粗さも無く、何よりも最後まで惹きつける展開が素晴らしい

 

今後の作品が楽しみな監督(実際のところ、本作鑑賞後に劇場で観た「あしたの少女」も素晴らしかった!)

 

 

虐待される少女役には、「冬の小鳥」でデビューしたキム・セロン

 

本作が、R-19に指定されたことで、(当時19歳以下だった彼女は)「アジョン」、「Barbie」、「隣人」に続き、本作も観られなかったという

 

 

明日は、アガサ・クリスティー原作の映画をご紹介

 

www.youtube.com