無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

982. ドライビング Miss デイジー

引用元:filmarks.com

 

学生時代に京都の映画館で観た思い出の作品

 

当時はモーガン・フリーマンのことも知らず

 

人種差別についても教科書で習った範囲でしか知らず

 

果たしてどのくらい作品を理解できたのか疑問ではあるけれど、アカデミー作品賞を獲った素晴らしい作品を観た、と純粋に感動した記憶がある

 

 

 

アトランタに住む元教師のユダヤ人デイジージェシカ・タンディ)は、買い物に出掛けようとしたところ、車を隣の家の垣根に突っ込んでしまう

 

高齢の彼女に運転させるのはそろそろ危険だと、息子のブーリー(ダン・エイクロイド)は運転手を雇う様に勧めるも、頑固なデイジーは嫌がる

 

結局、初老の黒人男性ホーク(モーガン・フリーマン)が雇われたものの、デイジーは周囲の目を気にして拒絶してしまう

 

そんなデイジーも、自ら出来ることは日々限られ、そしてホークの真面目な人柄と働きぶりに考えを改め、彼の運転する車に乗るようになる

 

その後、デイジーは読み書きのできないホークに参考書を与えたり、アラバマ州に出掛けた際に人種差別を受けたりする

 

 

 

同年公開された「ドゥ・ザ・ライト・シング」を監督したスパイク・リーにとっては、白人主人に対して黒人が仕えるという主従関係だったりその描き方に不満もあったみたいだけれど、1948年のアメリカ南部を描いた作品でもあるし、必要なステップとして本作の存在意義は大きいと思う

 

久しぶりに観直した印象としてもその認識はほぼ変わらない

 

 

ちなみに本作を観た後に、レンタルビデオでアカデミー作品賞を獲った作品を観て行ったけれど、何故か80年代は飛ばして(新し過ぎたのか?作品に惹かれなかったのか?)、「クレイマー、クレイマー」、「ディア・ハンター」、「カッコーの巣の上で」などを自然に選んでいた

 

1980年公開の「ブルース・ブラザース」は観ていたのに、デイジーの息子役がダン・エイクロイドとは気づいていなかった、、、いったい何を観ていたのか?

 

 

明日は、もう一本(最近観直した、以前京都の映画館で観た作品を)ご紹介

 

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