無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

645. 俳優 亀岡拓次

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引用元:amazon.co.jp

 

2016年の横浜聡子監督作品

 

 

俳優、亀岡拓次(安田顕)、37歳、独身

 

誰も彼の名前と顔が一致しないながらも、仕事の依頼が絶えないほどの売れっ子脇役俳優

 

日々、マネージャーに入る仕事の依頼の通り、求められる場所に行き、求められる演技をする

 

妻も彼女も居ない彼の趣味は安居酒屋で酒を飲むこと

 

都内の地元では行きつけのスナックに、そして撮影に出向く先々でも必ず飲みに出掛けるのを楽しみにしていた

 

 

ある日、ロケ先の長野県諏訪市で訪れた飲み屋「ムロタ」で、店の手伝い(すぐに近所の飲み仲間と出かけてしまう父に替わって切り盛りしている)室田安曇(麻生久美子)を気に入ってしまう

 

 

 

 

マネージャーからの依頼に応じて、仕事場に向かう俳優業

 

毎回場所が変わるという仕事は、その都度新しい人たちと協力して、慣れない環境で結果を残さなければいけない難しがあるのだろう

 

対人も周囲の環境にも、様々なアジャストを瞬時に行ってその日のスタートをきる、というのは才能や資質も必要だろうし、何しろ消耗しそうだ

 

その反面、毎回新鮮な思いで仕事に向かえることや、その都度協力関係を清算できる魅力も大きいのだろう

 

仕事というのは、向き・不向きによる影響が大きいな、と改めて感じる

 

 

 

ところで、安田顕の顔は見たことがあるけれど、作品とは結び付かない

 

約50本の出演映画を見てみると、案外縁が無かったのか「アゲイン 28年目の甲子園」しか観ておらず、作品の記憶の中に彼の印象はない

 

もしかすると、見たことあるという記憶もCMだったのかもしれない

 

これからは意識して観てみよう

 

 

 

エンドロールの間、左半分を使って未収録シーンが流れる

 

時々ある工夫ではあるけれど、劇場で文字だけのエンドロールが続くよりはずっと親切に思う

 

 

 

明日は、「東ベルリンから来た女」で主演した、あの女優の作品を紹介します