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コーエン兄弟(本作では兄のジョエルが監督、脚本は弟のイーサンと共同)のデビュー作品
そして同年、ジョエルと結婚するフランシス・マクドーマンドも同じく本作でデビューしている
大好きな監督と女優のデビュー作ながらこれまで観る機会がなかったので、気持ち的に前のめりに鑑賞
最初から最後まで後のコーエン兄弟作品のツボ的な面白さの原石以上のものが見られて、膝を打ちながら楽しめた
テキサスでバーを経営するジュリアン(ダン・ヘダヤ)はある疑いを持っていた
妻のアビー(フランシス・マクドーマンド)が店のスタッフのレイ(ジョン・ゲッツ)と浮気をしているのではないかと
気になり始めると居ても立っても居られないジュリアンは、ローレンという名のアウトローな探偵(M・エメット・ウォルシュ)に二人の調査を依頼する
その結果、妻の不貞行為を確認した(頼んでもいない証拠写真を見せられショックを受ける)ジュリアン
レイを呼び出し問い詰めるも(証拠があるというのに)認めさせることができず、さらに取り乱したジュリアンはふたりの殺害をローレンに依頼する
1万ドルという報酬に一旦は引き受けたローレンだったが、二人を始末する代わりに依頼主のマーティに発砲、金庫の売上金を奪って逃走してしまう
そこにもう一度マーティと話し合おうとレイがやってきて瀕死のマーティを発見
レイは「これは夫婦仲の悪いアビーがやったことに違いない」と思い、、
エンドロールにフォートップスの「It's the same old song」が流れる
バーのシーンでもこの曲(テキサスでソウル!)がジュークボックスで流れてくる
使われ方も印象的だし、レイが最後に受ける仕打ちと歌詞の一部がリンクしていることもあってコーエン兄弟は意外にソウル好きなのかもしれない
明日は、瀬戸内海に浮かぶ島が舞台の映画をご紹介