無人島シネマ

毎朝7時頃更新 忘れてしまうには惜しい映画 と雑記

440. フラート

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引用元:amazon.co.jp

 

ハル・ハートリー監督作品

 

1995年、アメリカ・ドイツ・日本合作

 

 

ニューヨーク、ベルリン、東京

 

この三都市で繰り広げられる三角関係を、(ほぼ)同じシナリオ、違う舞台と演者で描くオムニバス作品

 

ベルリンではゲイのカップルだったり、東京ではアングラ劇団での話だったりの違いもあるし、何よりも国が違えば同じセリフや演出でも同じように受け取ることはできない 

 

 

 

東京を含む三都市のオムニバスといえば「TOKYO!」を思い出すけれど、本作でも同じように東京編は(日本人にとっては)好き嫌いが分かれそう

 

三都市の話の好みは、案の定、NY>Berlin>>>Tokyo だった

 

 

ハル・ハートリー監督作品を観ていつも思うのは、「大枠では好みなのだけれど、大好きと言うには決定的に違うものを感じる」ということ

 

本作は実験的な要素が強いだけに、いつにも増してそう思った

 

 

ハル・ハートリーは、本作で起用した二階堂美穂と、翌年に結婚している