引用元:amazon.co.jp
2013年の韓国映画
オ・デス(チェ・ミンシク)は愛娘ヨニの誕生日に酔っ払い、警察に補導されてしまう
仕方なく親友のジュファンに迎えに来てもらい、公衆電話から娘に「誕生日おめでとう!今から帰るね」と言い、ジュファンテに電話を代わる
そしてジュファンが話を終えて受話器を置き振り返ると、さっきまで隣にいたデスが姿を消していた
それは途方もなく長い監禁生活の始まりだった
そして15年という年月が過ぎ、突然解放されたオ・デスは、ウジンという男(ユ・ジテ)に監禁され、妻を殺され、その犯人にされていたことを知る
リベンジものにしては韓国の「恨」を感じさせる要素が控えめな分(ライトという意味では決してない)、ストーリーとしては最後までスムーズに観られた
それは、原作が96-98年に連載された土屋ガロンの「ルーズ戦記 オールドボーイ」という日本の漫画をベースにしていることに起因しているのかもしれない
劇場のスクリーンで観たから、暴力的なシーンのいくつかは直視できなかったけど、、
ストーリーも、映像の迫力も、作品トータルのバランスもよくとれている中で、復讐を試みる男、チェ・ミンスクという俳優の男臭い魅力が際立っている
クセがなければ映えないけれど、クセが出すぎても感情移入が難しくなる役どころを見事に演じている
ちなみに本作を監督したパク・チャヌクに土屋ガロンの漫画を勧めたのが「パラサイト」のポン・ジュノ監督というのも面白い
2013年には、スパイク・リーによるハリウッド版リメイクもされているが、こちらは本作のリメイクで、日本の漫画を元にしていない