無人島シネマ

忘れてしまうには惜しい映画 および雑記

312. エスコバル 楽園の掟

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引用元:amazon.co.jp

 

2015年のフランス、スペイン、ベルギー、パナマ合作

 

兄たちと一緒に、カナダからサーフィンを楽しみにコロンビアにやってきたニック(ジョシュ・ハッチャーソン)は、現地の魅力的な女性マリア(クラウディア・トライサック)に惹かれ近づこうとする

 

マリアが尊敬している叔父のパブロ・エスコバルベニチオ・デル・トロ)の存在が大きすぎて最初は戸惑うも、次第にマリア同様に家族ぐるみのつき合いができるようになり、気づいた時には引き返せないほどの仲になってしまう(しかも叔父の裏の顔も徐々に見え始める)

 

 

 

悲しみが乾くまで」のベニチオ・デル・トロ麻薬王に扮すると知って観た作品

 

演技も素晴らしいけど、彼の場合は表情を含む佇まいに独特の雰囲気があり、本作のような個性的な役にはぴったり

 

チェ 28歳の革命」のゲバラ役は、さすがに年齢的に厳しかったけれど、本作の麻薬王パブロ・エスコバル役は実年齢に近く彼の顔芸(?)も冴え渡っている  

 

 

 

実在のエスコバル(1993年にコロンビア国家警察との銃撃戦の末に44歳で死亡)は、コカインの帝王と呼ばれ、現在の価値で640億ドルを蓄えた「史上最も裕福な犯罪者」

 

自ら建設した刑務所に出頭して優雅に暮らすほどに当局を買収していた彼が、最期は警察の特殊部隊に殺されてしまった

 

どんなカリスマでもその支配力を維持するには限界があるのだろうし、いつかは腐敗した社会を正そうとする(「アンタッチャブル」でケビン・コスナーが演じたエリオット・ネス捜査官がアル・カポネ逮捕に貢献した様に)ヒーローが登場するのだろう

 

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