引用元:amazon.co.jp
1997年のアメリカ映画
これまで何度か書いてきたけれど再び「大好きなベニチオ・デル・トロが出演しているから」という理由で鑑賞
1997年公開だから、まだスリムで渋さ控え目な(笑)ベニチオが堪能できる
成功した実業家を父に持つエミリー(アリシア・シルヴァーストーン)
母親を亡くし、幼い頃から仕事のことしか頭にない父親の愛情に飢え、ずっと淋しい想いをしてきた
父親にとって、「自分は何の意味があるのだろうか?」と、自らが誘拐される狂言を実行する
ヴォイスチェンジャーを使い、父親に「娘を誘拐した 返してほしければ100万ドルを」と電話し、自分の手足をテープで巻いた上で、愛車BMWのトランクに入る
指示した通りに現金は橋の下を通る舟に投げ込まれ、父の通報を受けた警察のヘリコプターが(無実の)船を取り押さえ、、とそこまでは計画通りにコトが進むも、父親が自分を迎えに来るはずのところに現れたのは、車泥棒のヴィンセント(ベニチオ・デル・トロ)
エミリーの叔父で、父親の右腕としてエミリーの面倒も見てきたレイを、クストファー・ウォーケンが演じている
B級映画に登場する悪い親玉的な役が多い印象があるけれど、たまにはシリアスな役も観てみたい
音楽はジョン・ルーリー
彼がどこまで関与しているのかわからないけれど、90年代後半によく聴いた曲が使われていて「公開時に劇場で観ておきたかったなあ」と後悔
ミュージシャンとしても、絵描きとしても素晴らしい作品を残したアーティストだった
明日は、劇場を出る時、夏の終わりを感じた邦画をご紹介