引用元:amazon.co.jp
時は1970年のロサンゼルス
マリファナばかり吸っている、ヒッピーのドック(ホアキン・フェニックス)
ロスの海沿いに小さな事務所を構え、私立探偵をしている
羽振りが良いとはとても言えないながらも、ひとりで自由な生活を送っているドックの元に、音信不通だった元カノのシャスタ(キャサリン・ウォーターストン)が訪ねて来る
いきなり訪ねてきて「助けて欲しい」というシャスタが言うところによると、愛人としてつきあっている不動産王のミッキーに危険が迫っているという
ミッキーの妻とその不倫相手が共謀して、ミッキーを誘拐、そして精神病院に送り込む計画を立てているという
依頼内容も解決へのアプローチもぼんやりしたまま、複雑な心持でドックは調査を開始する
そしてミッキーが関与している宅地開発の予定地を訪れたところ、何者かにバットで殴られ気絶してしまう
しばらくして目を覚ましたドックの横には死体があり、殺人事件の容疑者としてロス市警の感じの悪い刑事(ジョシュ・ブローリン)に尋問されてしまう
何といっても70年代の設定でホアキン・フェニックスというのがドンピシャだし、脇を固めるジョシュ・ブローリンやキャサリン・ウォーターストン、そしてオーウェン・ウィルソンたちのキャラクターが効果的で、しかも弁護士役でベニチオ・デル・トロも出ているという、キャスティングだけでも満腹
スライなど70年代の曲が使われているのも魅力的ではあるけれど、レディオヘッドのギタリスト、ジョニー・グリーンウッドによるスコアも印象的(そこだけに集中して観直してみると、彼のバンドへの貢献を改めて認識)
明日は、イギリスの炭鉱モノといえばコレ!という作品をご紹介