引用元:eiga.com
1967年の作品
あまりに有名な作品だし、昔テレビで放映されていたのを途中から観たこともあって
「もう観たことにしてしまおうか?」
と危うく思いかけたところを、今回初めてシッカリと鑑賞
大学を卒業し、地元カリフォルニアに帰ってきたベンジャミン(ダスティン・ホフマン)
親しい人たちが開いてくれた卒業記念パーティーで再会したミセス・ロビンソン(アン・バンクロフト)に頼まれ、渋々家まで車で送る
そして言葉巧みにミセス・ロビンソンから誘惑されたベンジャミンは関係を持ってします
進路も決めず、長い休暇を無為に過ごしていたベンジャミンを見かねた両親はミセス・ロビンソンの娘で幼馴染のエレイン(キャサリン・ロス)と会ってみたらとしきりに勧める
ベンジャミンは断り切れずにエレインをデートに誘うも、女の子が嫌がるような振る舞いをして泣かせてしまう
長い間「知ってるつもり」だった作品ながら、正直な感想としては「やっぱり今回観ておいて良かった」
最後の有名な結婚式のシーンと、他のアメリカン・ニューシネマ作品と、本作が映画デビューとなるダスティン・ホフマンの異常性など、関連する様でしないようで、、、という風なことを考えながら観ていたらあっという間だった
唯一の明確な被害者(?)であるミセス・ロビンソンの夫(マーレイ・ハミルトン)が、ベンジャミンに一杯勧める時のやりとりが(全体の流れの中でも不思議なくらい)コミカルなのが印象的
「スコッチ飲むかい?」
「バーボンにします」
そしてロビンソン叔父さんはスコッチをグラスに注ぐ
しかもいづれのボトルにもカバーがしてあって、それぞれ「Scotch」、「Bourbon」と書かれている(何の銘柄なんだろうか)この辺も実にアメリカン?
明日は、デジタル修復版で再び脚光を浴びているあの名作を